カンピロバクター・フェタス凝集反応用菌液(ちつ粘液凝集反応用菌液)
2025/03/18
品名 | カンピロバクター・フェタス凝集反応用菌液(ちつ粘液凝集反応用菌液) |
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一般的名称 | カンピロバクター病診断用菌液 |
承認年月日 | 1:1985/05/28 2:1987/10/31 3:2005/01/26 4:2009/07/21 5:2012/07/18 6:2017/10/24 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | |
有効期間 | 2年間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | カンピロバクター・フェタス ベネレアル型UM株ホルマリン死菌液(生理食塩液でMcFarland混濁管No.3の濃度に調整した死菌液) | 50mL/1バイアル(50mL)中 |
包装単位 | 50mL容量のガラスバイアル瓶に50mLずつ充填し、密栓して紙箱に収納する。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 膣粘液中のカンピロバクター・フィタスに対する凝集抗体の検出 |
用法用量 | ≫粘液の採取とその溶出液の調整 膣粘液を、タンポン、綿棒あるいはピペットで採取し、これに10倍量の0.3vol%ホルマリン加生理食塩液を加え、室温に24時間放置する。 ≫凝集反応の実施法 粘液の溶出液を下表に示す要領で希釈し、それぞれの試験管に診断用菌液0.5mLずつ加える。 ─────────────────────────────────────── 試験管番号 1 2 3 4 対照 ─────────────────────────────────────── 膣粘液溶出液希釈倍数 ×2 ×4 ×8 ×16 ─────────────────────────────────────── 膣粘液溶出液 0.5mL 0.5mL 0.5mL 0.5mL 0.5mL - 0.3vol%ホルマリン加 0mL 0.5mL 0.5mL 0.5mL ステル 0.5mL 生理食塩液 ─────────────────────────────────────── 診断用菌液 0.5mL 0.5mL 0.5mL 0.5mL 0.5mL ─────────────────────────────────────── ≫判定 あらかじめ作っておいた標準比濁管と比べながら、凝集の程度を観察し、記録する。 判定には、50%凝集(++)を示す終末希釈倍数を読み、次の基準により判定する。 ───────────────────────── 判定 ×2 ×4 ×8 ×16 ───────────────────────── 陰性 + - - - ───────────────────────── 疑似 ++ + - - ───────────────────────── 陽性 +++ ++ + - ───────────────────────── |
使用上の注意 | 【一般的注意】 (1) 本剤は定められた用法・用量を遵守すること。 (2)本剤は使用目的において定められた目的にのみ使用すること。 (3) ちつ粘液を発情期に採取すると、陽性牛でも陰性に反応することがまれに起こるので、なるべく黄体期に採取すること。 (4) ちつ粘膜を採取するときは、牛相互の感染を起こさないよう、採取器材を衛生的に取り扱うこと。 【使用者に対する注意】 本剤が目や口に入った場合は、水で十分に洗い流す等の応急処置を行い、必要があれば医師の診察を受けること。 【取扱い上の注意】 (1) 外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2) 使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)一度開封した診断液は、なるべく早く使用すること。後日再使用する場合は、バイアルから必要量を無菌的にとり、残りは密封すること。 (4)使用時によく振り混ぜて均一にすること。 (5) 開封時にアルミキャップの切断面で手指を切る場合があるので注意すること。 (6) 使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 【保管上の注意】 (1) 小児の手の届かないところに保管すること。 (2) 直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 |
貯蔵方法 | 2~5℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |