牛パラインフルエンザ生ウイルス予防液

2025/06/10

品名 牛パラインフルエンザ生ウイルス予防液
一般的名称 牛パラインフルエンザ生ワクチン
承認年月日 1:1979/10/11 2:1987/10/31 3:2005/01/25
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
選任製造販売業者
製剤区分 生物学的製剤
規制区分 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品
有効期間 1年間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 鶏胚細胞培養弱毒牛パラインフルエンザ 3型ウイルス BN-CE株 2×10(6)TCID50以上/乾燥予防液(20ドース中)
包装単位 1セット 20頭分(20mLの溶解用液を添付)
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 牛のパラインフルエンザの予防
用法用量 牛の年齢を問わず両側鼻膣内に0.5mLずつ計1mLを1回投与する。
使用上の注意 【一般的注意】

(1)本剤は要指示医薬品であるので、獣医師の処方せん・指示により使用すること。

(2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

(3)本剤は効能・効果において定められた適応症の予防にのみ使用すること。

【使用者に対する注意】

・誤って人に接種した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること(必要があれば本使用説明書を持参し、医師の診察を受けること。)。

           本ワクチンの成分の特徴               
_____________________________________
微生物名        抗   原       アジュバント        
_____________________________________
        人獣共通感   微生物の   有無   種類        
        染症の当否   生・死                   
_____________________________________
牛パラインフル                               
エンザ3型     否      生       無            
ウイルス                                  
_____________________________________

本ワクチン株は人に対する病原性はない。

本ワクチンに関するお問い合わせは下記までお願いいたします。

独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所生物学的製剤センター

〒305-0856 茨城県つくば市観音台3-1-5
TEL:029-838-7848
FAX:029-838-7725

【対象動物に対する注意】

1 制限事項

(1)本剤の接種前には健康状態について検査し、異常を認めた場合は接種しないこと。

(2)対象動物が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、接種適否の判断を慎重に行うこと。

・発熱又は下痢などの臨床異常が認められるもの。

・疾病の治療を継続中又は治癒後間もないもの。

・交配後間もないもの、分娩間際のもの又は分娩直後のもの。

・重度の皮膚疾患が認められるもの。

・明らかな栄養障害があるもの。

(3)接種後、激しい運動は避けること。

2 副反応

・副反応が認められた場合は、速やかに獣医師の診察を受け、副反応に対して適切な処置を行うこと。

3 相互作用

・本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。

4 適用上の注意

(1)接種器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。

(2)接種部位を厳守すること。

【取扱い上の注意】

(1)溶解後は速やかに使用すること。

(2)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切る場合があるので、注意すること。

(3)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

(4)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。

(5)乾燥ワクチン瓶内は、真空になっており破損するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。

(6)使い残りのワクチン及び使用済みのワクチン瓶は消毒又は滅菌後、医療廃棄物として処分すること。

【保管上の注意】

(1)小児の手の届かないところに保管すること。

(2)直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。溶解用液は誤って凍結すると容器が破損することがある。
貯蔵方法 2~5℃
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰