ひな白痢急速診断用菌液

2025/07/23

品名 ひな白痢急速診断用菌液
一般的名称 ひな白痢急速診断用菌液
承認年月日 1:1966/05/23 2:1968/05/23 3:1987/10/31 4:2005/01/26 5:2009/07/21 6:2024/07/11 7:2025/06/26
承認区分 体外診断用医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
選任製造販売業者
製剤区分 生物学的製剤
規制区分
有効期間 製造後2年3カ月間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 ひな白痢菌の加熱死菌液 20mL/1スポイト瓶(20mL)中
包装単位 20mL容量のスポイトガラス瓶に20mLずつ充填し、密栓して紙箱に収納する。
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 ひな白痢菌に対する急速平板法による凝集抗体の検出
用法用量 1.全血平板凝集反応

菌液を反応用ガラス板の1区画内に1滴(およそ0.0.3mL)おく。注射器で翼下静脈から採血し、その1滴(およそ0.0.3mL)を菌液のそばに滴下する。両者を撹拌棒でよく混ぜる。さらにガラス板を前後左右に傾けながら、反応の現れるのを観察する。

2.判定 

菌液と血液を混ぜてから、1分以内に緑色の顆粒ができたものは、凝集反応陽性とし、1分を経過しても緑色顆粒の認められないものは陰性とする。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(1)一般的注意

・本剤は定められた使用方法を厳守すること。

・本剤は使用目的において定められた目的にのみ使用すること。

(2)取扱い及び廃棄のための注意

・外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・小児の手の届かない所に保管すること。

・直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(1)使用者に対する注意

・本剤が目や口に入った場合は、水で十分に洗い流す等の応急措置を行い、必要があれば医師の診断を受けること。

(専門的事項)

1.重要な基本的注意

(1)取扱いに関する重要な基本的注意

・血液は採血後手早く菌液と混ぜること。凝固した血液、反応中に凝固する血液は検査できないので、新たに採血すること。

・器具はよく洗い、乾燥したものを使用すること。

・一度開封した診断液はなるべく早く使用すること。

2.動物用生物学的製剤基準で記載するよう定められた事項

・検査は、常時20~25℃で行われるよう留意し、戸外では直射日光及び塵埃のひどい場所は避けること。

・菌液は、使用前及び使用中、時どきよく振って均等にすること。

貯蔵方法 2~5℃
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰