ドウボ液

2025/04/25

品名 ドウボ液
一般的名称
承認年月日 1:1987/08/14 2:1988/03/28
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 フジタ製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 合成抗菌剤
規制区分 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 24カ月間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 チアンフェニコール 5g/本剤100mL中 アンフェニコール系 アンフェニコール系 チアンフェニコール
包装単位 100mL、200mL、250mL、500mL、1L、2L、2.5L、5L、10L
使用禁止期間 ・チアンフェニコールを有効成分とする飲水添加剤

 鶏(産卵鶏を除く。):食用に供するためにと殺する前14日間

・チアンフェニコールを有効成分とする飼料添加剤

 豚(生後4月を超えるものを除く。):食用に供するためにと殺する前21日間

 鶏(産卵鶏を除く。):食用に供するためにと殺する前14日間
休薬期間
効能効果 (1)飲水添加

有効菌種

本剤感受性の次の菌種:ブドウ球菌、レンサ球菌、コリネバクテリウム、パスツレラ、アビバクテリウム、マイコプラズマ 

適応症

鶏:伝染性コリーザ 呼吸器性マイコプラズマ病

(2)飼料添加

有効菌種

本剤感受性の次の菌種:ブドウ球菌、レンサ球菌、コリネバクテリウム、パスツレラ、アビバクテリウム、マイコプラズマ

適応症

豚:肺炎

鶏:伝染性コリーザ、呼吸器性マイコプラズマ病
用法用量 (1)飲水添加

飲料水1L当たりチアンフェニコールとして、下記の量を均一に混じて経口投与する。

鶏(産卵鶏を除く。):100~500mg

(2)飼料添加

飼料1t当たりチアンフェニコールとして、下記の量を均一に混じて経口投与する。

豚(生後4月を超える豚を除く。):50~200g

鶏(産卵鶏を除く。):100~500g
使用上の注意     【一般的注意】

 (1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方せん・指示により使用すること。

 (2)本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。

 (3)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

 (4)本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。

 (5)本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

    【使用者に対する注意】

 (1)誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

 (2)作業時には、防護メガネ、マスク、手袋等の防護具を着用し、眼、鼻、口等に入らないよう注意すること。

 (3)アレルギー体質等で刺激を感じた時は、直ちに取扱いを中止すること。

 (4)本剤が誤って使用者等の眼、鼻、口等に入ったときは、直ちに水で洗浄やうがい等を行い医師の診察を受けること。

 (5)本剤を使用した後あるいは皮膚に付着したときは石けん等でよく洗い、水で十分うがいをすること。

    【豚及び鶏に対する注意】

 1 制限事項

  (1)本剤は生後4カ月を超える豚には投与しないこと。

  (2)本剤は産卵鶏(食用に供するために出荷する卵を産卵している鶏をいう。)には投与しないこと。

 2 副作用

  (1)副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

  (2)本剤はまれに一過性の下痢症状を伴うことがあるので、その場合には直ちに投与を中止すること。

 3 適用上の注意

  本剤は他の薬剤と混合して使用しないこと。

    【取扱い上の注意】

 (1)本剤を飲水から鶏に投与する場合は、使用直前に希釈して使用すること。

 (2)本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。

 (3)開封後はできるだけ速やかに使い切ること。

 (4)使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

 (5)本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

 (6)本剤は有効期間を設定してある動物用医薬品なので使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。

    【保管上の注意】

 (1)小児の手の届かないところに保管すること。

 (2)本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

 (3)誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。
貯蔵方法 気密容器
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰