マストリチン
2025/07/14
| 品名 | マストリチン | 
|---|---|
| 一般的名称 | 
| 承認年月日 | 1:2009/04/28 2:2022/11/29 | 
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| 承認区分 | 医薬品 | 
| 承継年月日 | |
| 届出年月日 | |
| 再審査結果通知日 | 1:2017/10/25 | 
| 製造販売業者 | 共立製薬株式会社 | 
| 選任製造販売業者 | |
| 製剤区分 | 代謝性用薬 | 
| 規制区分 | |
| 有効期間 | |
| 添付文書 | 
| 主成分 | |||||
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| No. | 主成分 | 分量 | |||
| 1 | グリチルリチン酸一アンモニウム | 612mg(グリチルリチン酸として600mg)/1容器(10mL)中 | |||
| 包装単位 | 1分房分:マストリチン 1個 乳房用投与ユニットG 1個 10、20及び50分房分を紙箱に収納する。 | 
|---|
| 使用禁止期間 | |
|---|---|
| 休薬期間 | 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛:3日間 牛乳:72時間 | 
| 効能効果 | 牛の泌乳期乳房炎における炎症の改善 | 
| 用法用量 | 1分房当たり10mL(グリチルリチン酸として600mg)を泌乳期の乳房炎発症乳房内に注入する。投与は1症例につき1回とする。本剤投与後、直ちに泌乳期用乳房注入剤(有効成分セファゾリン)を用法・用量に従って投与する。 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛:3日間 牛乳:72時間 | 
| 使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は獣医師等の適切な指導の下で使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 牛 : 3日間 牛乳:72時間 (牛に関する注意) ・本剤は乾乳期の牛に投与しないこと。 ・投与前及び投与後に乳頭及び乳頭口を消毒すること。 ・投与は添付の乳房用投与ユニットGを注射筒に接続して行うこと。 ・乳房用投与ユニットG及び注射筒の尖端は清潔に取り扱うこと。 ・乳房用投与ユニットGは、分房ごとに取り替えること。 ・乳房炎症状の軽重に関わらず全量を投与すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・変色が認められた場合には使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・直射日光、高温及び凍結を避けること。 ・使用済みの容器等は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 (取扱い上の注意) ・投与は以下の手順で行うこと。 1)注射筒のキャップをはずし、乳房用投与ユニットGを装着する。必要に応じて調整キャップをはずす。 2)乳頭を消毒後、乳頭口に投与ノズルを挿入し、本剤の全量を投与する。 3)本剤投与後、直ちに泌乳期用乳房注入剤(有効成分セファゾリン)を用法・用量に従って投与する。 4)泌乳期用乳房注入剤を投与後、再度乳頭を消毒する。 (専門的事項) ①重要な基本的注意 ・本剤投与後、直ちに泌乳期用乳房注入剤(有効成分セファゾリン)を投与すること。セファゾリンを有効成分とする泌乳期用乳房注入剤以外では、併用による吸収性、残留性、安全性、有効性等についての確認がなされていない。本剤の畜体における休薬期間は、併用するセファゾリン製剤の休薬期間に合わせて設定している。 ・本剤投与後には、カゼインとの不可逆的な反応により凝固物が生じることがある。なお、この凝固物は前搾りにより除去でき、休薬期間内に消失する。 ②その他の注意 ・ヒトにおいて、グリチルリチン酸等を含有する医薬品の大量使用或いは長期連用による偽アルドステロン症(低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等)が報告されている。 | 
| 貯蔵方法 | 気密容器 | 
| 備考 | 
| 反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し | 
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| 反芻動物由来物質原産国名 | 
| 副作用情報 | |||||
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| No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 | 
