AE乾燥生ワクチン
2025/04/25
品名 | AE乾燥生ワクチン |
---|---|
一般的名称 | 鶏脳脊髄炎生ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:1988/06/02 2:2003/04/02 3:2007/05/18 4:2011/06/13 5:2018/11/19 |
---|---|
承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日生研株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後2年3カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 鶏脳脊髄炎ウイルス 0596株(シード) | 10(4.3)CID50以上/ワクチン1バイアル(飲水投与の場合1,000羽分,経口投与の場合20羽分)中 |
包装単位 | 5mL容量のバイアルに経口投与として10羽分(飲水投与として500羽分)又は経口投与として20羽分(飲水投与として1,000羽分)の成分及び分量を担保する規定量小分けし、凍結乾燥した後、減圧下で密栓する。 溶解用液:5mL容量のバイアルには経口投与として10羽分(飲水投与として500羽分)又は経口投与として20羽分(飲水投与として1,000羽分)のが担保される規定量小分けし、密栓した後、100℃、30分間滅菌する。 |
---|
使用禁止期間 | |
---|---|
休薬期間 | |
効能効果 | 鶏脳脊髄炎の予防 |
用法用量 | 100日齢以上の鶏群を対象とする。 経口投与の場合、群の数パーセント(2~5%)の鶏に対し、溶解用液で溶解したワクチンを1羽当たり0.2mLずつ投与する。 飲水投与の場合、群の全羽の鶏に対し、1,000羽当たり4mLの溶解用液で溶解したワクチンを日齢に応じた飲水で希釈し、投与する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) ①守らなければならないこと [一般的注意] (1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 (2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (3)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 [使用者に対する注意] (1)事故防止のため、作業時には防護メガネ、マスク、手袋等を着用すること。 (2)作業後は、石けん等で手をよく洗うこと。 [鶏に関する注意] (1)本剤の投与前には健康状態について検査し、重大な異常(重篤な疾病)を認めた場合は投与しないこと。 (2)鶏が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、投与の適否の判断を慎重に行うこと。 ・元気消失、食欲不振、発熱、下痢、重度の皮膚疾患、呼吸器症状など臨床異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。 ・明らかな栄養障害があるもの。 ・他の薬剤投与、導入又は移動後間がないもの。 (3)本剤投与前後24時間は、消毒剤や他の薬剤の使用を控えること。 [取扱い及び廃棄のための注意] (1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 (4)小児の手の届かないところに保管すること。 (5)直射日光は品質に影響を与えるので避けること。 (6)溶解用液は凍結すると容器が破損する場合があるので避けること。 (7)使い残りのワクチン及び使用済みの容器は、消毒又は滅菌後に地方公共団体条例等に従い処分、若しくは感染性廃棄物として処分すること。使用した器具や器材は消毒後水洗いすること。 ②使用に際して気を付けること [使用者に対する注意] (1)誤ってワクチンが眼、鼻、口等に入った場合は直ちに水で洗浄すること。必要があれば本使用説明書を持参し、受傷について医師の診察を受けること。 本ワクチンの成分の特徴 __________________________________________ 抗 原 アジュバント _____________ _______________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 __________________________________________ 鶏脳脊髄炎 否 生 無 ウイルス __________________________________________ (2)乾燥ワクチン瓶内は、真空になっており破裂するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 (3)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 [鶏に関する注意] (1)ワクチン投与後は、飼育管理に十分に注意し、鶏に与えるストレスの軽減に努めること。 (2)1週齢未満の移行抗体を持たない幼すうがワクチンウイルスに感染すると発病する危険性があるので、ワクチン投与鶏から厳重に隔離すること。 (3)種鶏では、本剤投与後1か月間は、ワクチンウイルスの介卵感染の可能性があるので、種卵を採取しないこと。 (4)産卵中の鶏群に投与すると産卵低下を起こす場合がある。 [取扱いに関する注意] (1)溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 (2)ワクチン調製時には、清潔な用具を使用し、雑菌などを混入させないこと。 (3)本剤の投与方法には、経口及び飲水法があるので、各投与法の注意事項を守って正しく使用すること。 ○経口投与する場合 ・経口投与に用いる器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、常温まで冷えたものを使用すること。 ・投与はなるべく鶏の喉の奥に行い、嚥下を確認してから鶏を放すこと。 ・鶏群全体を均一に免疫するために、投与鶏は鶏群内に均等に分布させること。 ○飲水投与する場合 ・投与する鶏の、のどを渇かすため、投与前2~3時間は給水を止めること。 ・投与に使用する給水器等の給水設備は、清浄な水で(消毒剤などは使用しないで)よく洗浄した後、乾燥させること。 ・飲水用の水は、井戸水、清水等を利用すること。水道水を利用する場合は、煮沸後冷却したもの、汲み置きしたもの、チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)を0.01~0.02%の割合、あるいはスキムミルクの0.25%の割合で添加したものを使用すること。 ・ワクチンが均一になるように、よく混和した飲水を給水器設備全体にゆきわたるようにすること。また、飲水投与中の給水器等に直射日光が当たらないようにすること。 ・ワクチンがすべて飲みつくされてから通常の給水にきりかえること。 [その他の注意] 本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
---|---|
反芻動物由来物質原産国名 | 日本、オーストラリア、ニュージーランド |
副作用情報 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |