タイラン経口用「Ⅳ」

2025/06/04

品名 タイラン経口用「Ⅳ」
一般的名称
承認年月日 1:2009/07/23
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2009/10/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 株式会社 科学飼料研究所
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 3年6カ月間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 タイロシン酒石酸塩 マクロライド系 16員環マクロライド 酒石酸タイロシン
包装単位 分包品:5g(力価)、10g(力価)、20g(力価)、25g(力価)、50g(力価)、100g(力価)

包装品:50g(力価)、100g(力価)、200g(力価)、250g(力価)、500g(力価)、1kg(力価) 
使用禁止期間 豚(生後1月を超えるもの):食用に供するためにと殺する前3日間

鶏(産卵鶏を除く。):食用に供するためにと殺する前3日間
休薬期間
効能効果 有効菌種  マイコプラズマ

      本剤感性の次の菌種:ブドウ球菌、レンサ球菌

適応症   豚:流行性肺炎

      鶏:呼吸器性マイコプラズマ病
用法用量 飲水1L当たりタイロシンとして下記の量を均一に溶かして経口投与する。

豚(1ヵ月齢を超える豚を除く。):250mg(力価)

鶏(産卵鶏を除く。):500mg(力価)、1~5日
使用上の注意 (基本的事項)

1 守らなければならないこと

【一般的注意】

(1)本剤は要指示医薬品であるので、獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

(2)本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。

(3)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であっても、それを反復する投与は避けること。

(4)本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。

(5)本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

【使用者に対する注意】

(1)本成分には、起炎性があるとの文献報告があることから、作業時には、防護メガネ、マスク、手袋等の防護具を着用し、眼、鼻、口等に入らないよう、また、皮膚に付着しないように注意すること。

【取扱い及び廃棄のための注意】

(1)開封後、使用残が生じた場合は袋の口を折り曲げて保管し、できるだけ早く使い切ること。

(2)使用の期限を過ぎたものは使用しないこと。

(3)小児の手の届かないところに保管すること。

(4)食品と区別して保管すること。

(5)本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

(6)誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

(7)使用済みの容器は地方公共団体条例等に従い処分すること。

(8)本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2 使用に際して気を付けること

【使用者に対する注意】

(1)取扱い後、顔や手を石鹸と水で洗うこと。

(2)万一眼に入った場合には、直ちに水でよく洗うこと。万一刺激が持続するようであれば、医師に相談すること。

【豚及び鶏に関する注意】

(1)副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(専門的事項)

【重要な基本的注意】

(1)本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与に止めること。
貯蔵方法 気密容器
備考 ・承継(H21/10/1)日本イーラーリリー株式会社→株式会社 科学飼料研究所
 
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰