オバプロンV
2025/03/18
品名 | オバプロンV |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2010/03/01 2:2017/08/09 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2010/06/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 共立製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 繁殖用薬 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | プロゲステロン | 1.0g/本品1個中 |
包装単位 | ポリ袋入り (1~30個) アルミ貼り合わせ袋入り (1~30個) |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 牛:発情周期の同調 |
用法用量 | 薬剤の挿入: 本剤1個をとり、あらかじめ消毒した挿入器の先端部に産道粘滑剤を塗布し、2つに分かれた翼部の先端を合わせて装着する。牛の外陰部を消毒した後、本剤を装着した挿入器を子宮頸管部に達するまで静かに腟内に挿入する。挿入器を操作して本剤を腟深部に留置し、外陰部から延びた紐を残して挿入器を引き抜く。 薬剤の除去: 本剤を12日間腟内に留置後、外陰部から露出している紐を引いて腟より本剤を引き抜く。なお、外陰部から紐が露出していない場合は、直腸検査により本剤を確認し、手で引き抜く。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤使用中の牛を食用に供する目的で出荷するときは出荷前に本剤を除去すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・直射日光・加温または凍結は製品の品質に影響を与えるので避けること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用後の本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・本剤はホルモン剤であるので、扱うときは手袋を着用すること。 ・使用した後、あるいは使用者の皮膚に付着したときは、石けんでよく洗うこと。 (牛に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・挿入時に汚染すると感染症の原因となるので、外陰部周辺の消毒を丁寧に行うこと。 ・脱落の原因とならないよう、腟深部に留置すること。 (取扱い上の注意) ・開封後は速やかに使用すること。 ・本剤の投与には専用の挿入器を使用すること。 ・挿入用器具は1頭ごとに洗浄、消毒して使用すること。 ・畜体の感染を防ぐため、本剤の挿入用器具への装填は清潔な状態で行うこと。 (専門的事項) ① 対象動物の使用制限等 ・腟の異常な牛(腟炎、尿腟、腟脱)には使用しないこと。また、外陰部より膿様又は白濁粘液を漏出している牛には使用しないこと。 ・鈍性発情及び卵巣停止の治療には使用しないこと。 ・分娩後40日(搾乳牛は60日)以内の牛には使用しないこと。 ② 重要な基本的注意 ・通常本剤除去後6日以内に発情徴候が発現するが、疾病牛、栄養不良牛、過度のストレスを受けている牛では効果が得られないことがある。 ・一度使用した本剤の再使用はしないこと。挿入期間中に脱落した時は、残余の期間、未使用の本剤を再挿入すること。 ③ 副作用 ・本剤の使用により軽度の腟炎や腟粘液の白濁化、膿汁化、漏出を伴うことがあるが、通常除去後数日で回復する。また、挿入後しばらくの間、異物感から背を丸めたり、後肢を上げたりする牛があるが、数時間後には正常に戻る。 ・まれに一過性の乳量の低下を伴うことがあるが、数日で回復する。 ・本剤の有効成分であるプロゲステロンは、発ガン性を示唆する報告がある。 |
貯蔵方法 | 気密容器 |
備考 | ・承継(H22/6/1)川崎製薬株式会社→共立製薬株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |