インプロバック
2025/03/18
品名 | インプロバック |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2010/02/02 2:2012/11/20 3:2013/05/29 4:2017/04/03 5:2021/09/22 6:2022/12/06 7:2023/10/20 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2010/06/01 2:2013/07/29 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2021/07/08 |
製造販売業者 | ゾエティス・ジャパン株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 繁殖用薬 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 39カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 2-10-性腺刺激ホルモン放出ホルモン類縁体・ジフテリアトキソイド結合物溶液(2-10-性腺刺激ホルモン放出ホルモン類縁体・ジフテリアトキソイド結合物として) | 0.4mg/本品1頭分(2mL)中 |
包装単位 | ポリ製びん(100mL、250mL) 函包装:100mL×1バイアル、100mL×10バイアル、250mL×1バイアル、250mL×4バイアル |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 豚(雄):免疫学的去勢効果及び豚肉の雄臭抑制 豚(雌):免疫学的発情抑制(卵巣機能の抑制) |
用法用量 | 8週齢以上の雄豚又は10週齢以上の雌豚に、少なくとも4週間隔で2回頚部皮下に2mL投与する。2回目の投与は、出荷4~8週間前に行うこと。なお、投与には、専用の注射器を用いること。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は、と畜場出荷前4週間は使用しないこと。 (使用者に対する注意) ・人に使用しないこと。 ・誤って人に注射した場合、激しい痛みや腫れを引き起こすことがある。 医師に対する情報: 誤って人に注射した場合、注射した量がたとえ少量でも、虚血性壊死につながるおそれのある激しい腫れを起こすことがある。特に指先の内側や腱への誤注射の場合、早期の注射部位の切開及び洗浄等の外科的処置を検討すること。 ・本剤を投与する際は、誤って人に注射したり、注射針による刺傷が生じたりすることがないよう、十分注意すること。 ・本剤の投与は、十分に熟練した者が行うこと。 ・妊娠中あるいは妊娠している可能性のある女性は投与作業を行わないこと。 (豚に関する注意) ・本剤は頚部皮下投与のみとし、筋肉内に投与しないこと。濡れた皮膚又は汚れた皮膚の部位を避けて投与すること。 ・本剤を筋肉内に投与しないよう、20 mm以下の短い針を使用し、皮膚に垂直に針を刺すこと。 ・投与部位は70%アルコールで消毒すること。 ・2回目の投与は、初回投与と異なる部位に行うこと。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は遮光し、加温又は凍結を避けること。 ・投与には専用の注射器を用い、使用する際はその注射器の使用説明書をよく読むこと。 ・注射針は鋭利かつ清潔に保ち、適宜取り替えること。 ・よく振り混ぜてから使用すること。 ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 ・本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。 ・容器のゴム栓は70%アルコールで消毒すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、注射部位を流水でよく洗い、注射した量がたとえ少量でも、本使用説明書を持参の上、医師の診察を受けること。医師の診察後12時間以上痛みが持続する場合は、再度診察を受けること。以後、本剤を取り扱わないこと。 (豚に関する注意) ・本剤とワクチンの同時投与は避けること。本剤とワクチンとの投与間隔は2週間以上が望ましい。 ・本剤投与後2~3日間は安静に努め、移動や激しい運動は避けること。 ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (取扱いに関する注意) ・本剤は、清潔な環境下で投与を行い、雨天の屋外又はほこりの多い条件下で使用しないこと。 ・開封した製剤は速やかに使用すること。使い残りのものは雑菌混入、効力低下のおそれがあるので保存後の使用は行わないこと。 (専門的事項) ①対象動物の使用制限等 ・本剤の投与前には健康状態について検査し、使用の可否を決めること。 ・繁殖用の豚には投与しないこと。 ・妊娠中の豚には投与しないこと。 ・対象豚が、次のいずれかに該当すると認められた場合は、健康状態及び体質等を考慮し、投与の適否の判断を慎重に行うこと。 ― 発熱など臨床異常が認められるもの。 ― 疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。 ― 導入後又は移動後間がないもの。 ― 明らかな栄養障害があるもの。 ②副作用 ・本剤投与後、アナフィラキシー様反応(流涎、嘔吐、呼吸困難、チアノーゼ、横臥、痙攣、運動失調等)がみられることがあるので、異常が認められた場合には、適切な処置を行うこと。 ・本剤投与後、一過性の元気消失、食欲不振及び体温上昇が認められることがある。 ・本剤投与後、投与部位に腫脹あるいは硬結が発現することがある。腫脹及び硬結は数週間持続することがある。 ③その他の注意 ・本剤は、ジフテリアに対する免疫獲得を目的とするものではない。 ・誤って人に注射した場合、男女ともに生殖能力が低下するおそれがある。 ・誤って人に注射した場合、男女ともに不妊の原因となるおそれがある。 ・誤って人に注射した場合、妊娠に悪影響を及ぼし、生殖器官の萎縮を起こすおそれがある。 ・豚に注射した場合、生殖能力が低下する。 |
貯蔵方法 | 気密容器、2~8℃、遮光 |
備考 | ・承継(H22/6/1)ファイザー株式会社→ファイザー製薬株式会社→ファイザー株式会社 ・承継(H25/7/29)ファイザー株式会社→ゾエティス・ジャパン株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | オーストラリア、ニュージーランド |