Mg生ワクチン
2025/04/07
品名 | Mg生ワクチン |
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一般的名称 | マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症生ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:2010/04/30 2:2011/03/11 3:2012/07/25 4:2019/05/07 5:2024/03/01 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2011/07/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | ワクチノーバ株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後3年間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | マイコプラズマ・ガリセプチカムK5831B-19株(シード) | 10(9.3)CFU以上/(乾燥ワクチン )1バイアル(2,000羽分)中 |
包装単位 | 1,000羽分用にあっては最終バルクの2mLずつを、2,000羽分用にあっては最終バルクの4mLずつを13mL容ガラスバイアルに分注し、凍結乾燥後、減圧下で密封 1,000羽分用 1,000羽分用ワクチンの10バイアルを紙箱に収納する。 2,000羽分用 2,000羽分用ワクチンの10バイアルを紙箱に収納する。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | マイコプラズマ・ガリセプチカム感染に伴う産卵率低下の軽減 |
用法用量 | (1)点眼接種 ワクチンを別売りの「バックスオン-ソルベント」で溶解し、1羽分(0.03mL)を4週齢以上の鶏に「バックスオン-ソルベント」に添付の点眼器で点眼接種する。 (2)噴霧接種 ワクチンを別売りの「バックスオン-ソルベント」で溶解したものを精製水又は飲用水で10~20倍に希釈し、粒子径約50μmに調整して4週齢以上の鶏に噴霧接種する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (使用者に対する注意) ・作業時にはマスク、防護メガネ等を着用すること。 ・作業後は石けん等で手をよく洗うこと。 (鶏に関する注意) ・本剤の投与前には対象鶏の健康状態について検査し、異常が認められた場合には投与しないこと。 ・対象鶏が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、投与の適否の判断を慎重に行うこと。 ・元気消失、発熱、呼吸器症状、下痢、重度の皮膚疾患等、臨床異常が認められるもの ・疾病の治療を継続中又は治癒後間がないもの ・明らかな栄養障害があるもの ・他の薬剤投与、導入又は移動後間がないもの (取扱い及び廃棄のための注意) ・外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・本剤には他のワクチンや薬剤を加えて使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・直射日光又は加温は品質に影響を与えるので、避けること。 ・使い残りのワクチン及び使用済みの容器は、消毒又は滅菌後に地方公共団体条例等に従い処分、若しくは感染性廃棄物として処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤ってワクチンが眼、鼻、口等に入った場合は、直ちに洗浄水で洗い流す等、適切な処置をとること。誤って接種された者は、必要があれば本文書を持参し、医師の診察を受けること。 本ワクチンの成分の特徴 _________________________________ 抗 原 アジュバント _________________________________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 _________________________________ マイコプラズマ・ 否 生 無 ガリセプチカム _________________________________ 本ワクチン株は人に対する病原性はない。 ・開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 ・ワクチンバイアル内は真空であるため、破裂する恐れがあるので強い衝撃を与えないこと。 (鶏に関する注意) ・本剤の投与後は、温度及び湿度管理に十分注意し、数日間は安静を保ち、ストレスの軽減に努めること。 ・本ワクチンは同居感染性があるので、他の鶏群への伝搬を防ぐよう注意すること。 ・副反応が認められた場合は、速やかに獣医師の診断を受けること。 (取扱いに関する注意) ・溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかに使用すること。 ・一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 ・本剤を投与する対象鶏群のすべての鶏に均等に投与すること。 ・使用時よく振り混ぜて均一とすること。使用中にも時々振り混ぜること。 (1)点眼接種上の注意 ・点眼に用いる器具は、別売りの「バックスオン-ソルベント」に添付の点眼器を使用すること。 ・鶏を保定する手指を消毒し、鶏の眼を雑菌などで汚染しないこと。 ・点眼器の先端部を鶏の眼に接触させないこと。 ・1羽に1滴ずつ確実に点眼し、少なくとも1回瞬きするまで待ってから鶏を放すこと。 (2)噴霧接種上の注意 ・本剤の調整時には、清潔な器具を使用し、定められた用法に従って均一なワクチン用液とし、雑菌等を混入させないこと。 ・希釈に用いる飲用水は、井戸水、清水を使用すること。水道水を用いる場合には、煮沸後冷却したもの、汲み置きしたもの、チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)を0.01~0.02w/v%の割合、或いはスキムミルクを0.25%の割合で添加したものを使用すること。 ・噴霧器は本剤専用のものとし、熱湯を用いてタンクからノズルの先まで十分に洗浄、消毒し、その後、ワクチンの希釈に用いた飲用水でよく洗浄し、常温程度まで冷却すること。消毒剤は使用しないこと。 ・接種前には噴霧量、噴霧時間、噴霧粒子の大きさ等を調整し、最適条件で噴霧すること。 ・接種する際には、噴霧粒子が空中に浮遊する間はなるべく鶏舎内の空気の流れを止めて、鶏舎外への流出を防ぐこと。ただし、夏季には鶏舎の温度、湿度が過度に上昇しないように十分注意すること。 (専門的事項) ①相互作用 ・本剤のワクチン菌は薬剤の影響を受けやすいので、本剤投与前5日間から投与後5日間はワクチン菌に影響を及ぼすような薬剤の投与又は飼料中への添加を避けること。 ・本剤を投与する場合、他の呼吸器病(鶏伝染性気管支炎等)に対する生ワクチンの投与前後2週間以上の間隔をあけること。 ②その他の注意 本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 10℃以下 |
備考 | ・承継(H23/7/1付け)株式会社 ゲン・コーポレーション→ワクチノーバ株式会社 名称変更:Mg生ワクチン・ゲン→Mg生ワクチン |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | ニュージーランド |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |