動物用イソジン液10%

2025/03/18

品名 動物用イソジン液10%
一般的名称
承認年月日 1:2010/07/09
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2016/08/01 2:2024/08/04
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 iNova Pharmaceuticals Japan 株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 繁殖用薬
規制区分
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 ポビドンヨード(有効ヨウ素として10mg) 100mg/本品1mL中
包装単位 500mL、2L又は5Lの硬質ポリエチレン容器
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 (1)畜産領域
・乳頭の消毒

(2)家畜診療領域
・細菌、糸状菌による皮膚感染症、外傷、手術部位の消毒
・牛:カタル性・化膿性子宮内膜炎、鈍性発情
・豚:カタル性・化膿性子宮内膜炎
用法用量 (1)畜産領域
・乳頭:搾乳後、ポビドンヨードとして2%(有効ヨウ素濃度0.2%)となる水溶液を適量乳頭に塗布又は噴霧する。

(2)家畜診療領域
・皮膚患部、手術部位:ポビドンヨードとして2%(有効ヨウ素0.2%)となる水溶液を適量患部又は手術部位に塗布又は噴霧する。

・1回1頭当たりポビドンヨードとして2%(有効ヨウ素0.2%)となる水溶液50mLを牛又は豚の子宮内に注入する。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること.

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること.

(使用者に対する注意)

・本剤に対する過敏症の人は,薬剤の影響のない場所に移ってもらうこと.

(対象動物に関する注意)

・搾乳直前の乳房・乳頭の消毒は避けること.

・手術部位等の消毒に使用し,包帯をする場合は,通気性を十分考慮すること.

(取扱い及び廃棄のための注意)

・希釈液は,使用の都度調製すること.

・希釈液を調製する場合は,次のことに注意すること.

①原液は,水で5倍に希釈して調製すること.

②原液は,油脂や他の薬品類と直接接触させないこと.

③鉄,亜鉛,ブリキ等の金属器具を腐食させることがあるので,プラスチック製又はステンレス製の容器等で調製すること.

④調製に使用する容器は,予め十分に水洗しておくこと.

・他の殺虫剤や消毒剤と混用しないこと.

・使用済みの容器は,地方公共団体条例等に従い処分すること.

・本剤を廃棄する際は,環境や水系を汚染しないように注意し,地方公共団体条例等に従い処分すること.

・食品,食器,飼料等と区別し,幼小児の手の届かない暗所に保管すること.

・本剤の保管は直射日光,高温及び多湿を避けること.

・食品用の容器に小分して使用又は保管しないこと.

・原液及び希釈液が,飲食物,飼料,被服,幼小児のおもちゃ等に直接かからないように注意すること.

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・原薬及び希釈液を誤飲しないように注意すること. 万一,誤って飲み込んだ場合は,直ちに医師の診察を受けること.

・本剤が目に直接入らないように注意すること.万一,目に入った場合には,多量の水道水で洗った後,直ちに医師の診察を受けること.

・アレルギー体質者等で,発赤,掻痒感等の過敏症状が現れた場合には,直ちに使用を中止すること.

(対象動物に関する注意)

・副作用が認められた場合には,速やかに獣医師の診察を受けること.
貯蔵方法
備考 ・動物医薬品製造販売業許可関係事項変更届書(農林水産省平成23年4月18日接受、変更年月日平成23年4月1日に基づき、製造販売業者名を「明治製菓株式会社」から「Meiji Seika ファルマ株式会社」に変更した。

・承継(H28/8/1)Meiji Seika ファルマ株式会社→ムンディファーマ株式会社

・承継(R6.8.4付):ムンディファーマ株式会社→iNova Pharmaceuticals Japan 株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰