ジノプロストT注1%「フジタ」
2025/07/18
品名 | ジノプロストT注1%「フジタ」 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2011/06/03 2:2019/08/05 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | フジタ製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 繁殖用薬 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 36カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | ジノプロストトロメタミン | 13.42mg(ジノプロストとして10.0mg)/本剤1mL中 |
包装単位 | ①ガラスバイアル:5mL、10mL、20mL、30mL 紙箱1本、5本、10本入り ②プラスチックボトル:10mL、20mL、30mL 紙製箱 1本、5本、10本入り ③プラスチックボトル:10mL、20mL、30mL 紙製箱 1本、5本、10本入り ④プラスチックシリンジ 1mL、1.5mL、2.5mL、4mL 紙製箱 2~50本入り ⑤針付きプラスチックシリンジ:1mL、1.5mL、2.5mL、4mL 紙製箱 2~50本入り |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 馬、牛、豚:1日間 |
効能効果 | 馬: (1)発情周期における黄体期の短縮 (2)黄体退行期遅延に基づく卵巣疾患の治療 牛: (1)発情周期の同調及び黄体期の短縮 (2)黄体退行遅延に基づく卵巣疾患の治療 (3)黄体退行作用による子宮疾患の治療(子宮内膜炎) 豚:分娩誘発 |
用法用量 | 馬: (1)発情周期における黄体期の短縮 排卵後5日以降の黄体期にある馬に対し、1回1頭当たり0.5mL(ジノプロストとして5mg)を筋肉内に注射する。 (2)黄体退行期遅延に基づく卵巣疾患の治療 1回1頭当たり0.5mL(ジノプロストとして5mg)を筋肉内に注射する。 牛: (1)発情期の同調及び黄体期の短縮 排卵後5日以降の黄体期にある牛に対し、1回1頭当たり1.5~2.5mL(ジノプロストとして15~25mg)を筋肉内に注射する。 (2)黄体退行遅延に基づく卵巣疾患の治療 1回1頭当たり1.5~2.5mL(ジノプロストとして15~25mg)を筋肉内に注射する。 (3)黄体退行作用による子宮疾患の治療(子宮内膜炎) 1回1頭当たり1.5~2.5mL(ジノプロストとして15~25mg)を筋肉内に注射する。 豚:妊娠末期(分娩予定日の2日又は3日前)の豚に対し、1回1頭当たり0.5~1mL(ジノプロストとして5~10mg)を筋肉内に注射する。 休薬期間 本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 馬、牛、豚:1日間 |
使用上の注意 | 【基本的事項】 1. 守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤投与後,下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。 馬,牛,豚 :1 日間 (取扱い及び廃棄のための注意) ・本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。 ・本剤は有効期間を設定してある動物用医薬品なので使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。 ・注射器具は滅菌されたものを使用すること。 ・注射針は必ず1頭ごとに取りかえること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。 ・使用済みの容器は,地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は,環境や水系を汚染しないように注意し,地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は,針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は,産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2. 使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は,直ちに医師の診察を受けること。 ・妊娠中の女性,喘息患者,気管支その他呼吸器系に障害のある者に,投与作業を行わせないこと。 ・本剤が誤って眼,鼻,口等に入ったときは,直ちに水で洗浄やうがい等を行い医師の診察を受けること。 ・本剤取扱い中誤って,皮膚に付着した場合は直ちに石けん等でよく洗うこと。 (対象動物に関する注意) ・子宮内,静脈内には投与しないこと。 ・本剤は必ず筋肉内に投与し,注射時に注射針が血管内に入っていないことを確認して投与すること。 ・本剤投与後注射部位に細菌感染の兆候が認められた場合には,速やかに獣医師の診察を受け,抗菌剤等により適切な処置を行うこと。 ・副作用が認められた場合には,速やかに獣医師の診察を受けること。 【専門的事項】 ① 対象動物の使用制限等 ・本剤は豚の分娩予定日の4日以前には使用しないこと。 ② 重要な基本的注意 ・本剤を馬の発情周期における黄体期の短縮,牛の発情周期の同調と黄体期の短縮 及び子宮内膜炎の治療に用いる場合は,対象動物が黄体期にあることを確認の上,使用すること。 ・妊娠中の動物は流産することがあるので,馬及び牛に投与する場合,受胎していないことを確認の上,使用すること。 ・牛の子宮内膜炎の治療に用いる場合は,必要に応じ抗菌剤の使用を考慮すること。 ・本剤を豚の分娩誘発を目的として使用する場合,ときに投与翌日に娩出を開始しないことがある。 ③ 副作用 ・本剤投与により,馬に一過性の発汗を認めることがある。 ・本剤投与により,牛に一過性の流涎を認めることがある。 ・本剤投与により,豚に一過性の呼吸促迫,流涎を認めることがある。 |
貯蔵方法 | 室温保存 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |