水産用パラザンD
2025/07/16
品名 | 水産用パラザンD |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1984/02/03 2:1989/04/04 3:2013/06/25 4:2025/06/26 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2004/10/20 2:2006/07/01 3:2010/07/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:1992/03/23 |
製造販売業者 | 物産アニマルヘルス株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 合成抗菌剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | オキソリン酸 | 50mg/1mL中 | キノロン系 | フルオロキノロン以外のキノロン系 | オキソリン酸 |
包装単位 | 100mL、500mL、1L、5L |
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使用禁止期間 | うなぎ目魚類(うなぎにあっては、食用に供するために水揚げする前25日間は飼育水の交換率が1日平均50%以上の条件におかれるもの):食用に供するために水揚げする前25日間 あゆ:食用に供するために水揚げする前14日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | オキソリン酸感受性菌に起因する下記疾病魚類の斃死率の低下 アユ:ビブリオ病 ウナギ:パラコロ病 |
用法用量 | アユ(餌付け期):水1t当たり本剤200mlを溶解(オキソリン酸として10ppm)し、5時間薬浴する。 ウナギ(餌付け期):水1t当たり本剤100mlを溶解(オキソリン酸として5ppm)し、6時間薬浴する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) (1)本剤は、アユのビブリオ病及びウナギのパラコロ病を治療するために使用し、アユ又はウナギ以外の魚又は動物には使用しないこと。 (2)本剤は、必要量以上使用してもその治療効果は変わらないことから、本使用説明書の【用法及び用量】に従って正しく使用すること。 (3)本使用説明書の【用法及び用量】に定められている期間使用した後は、治療の効果の有無にかかわらず、本剤の使用を中止し、繰り返し使用しないこと。 (4)本剤は、病気の治療に必要な最小限の期間の使用に止めることとし、病気が治まった後は使用しないこと。 (5)本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (6)本剤を放流用のアユに使用する場合には、放流河川の鮎釣り解禁前14日間は使用しないこと。放流河川の鮎釣り解禁後に放流する場合には、本剤使用後14日間は放流しないこと。 (7)本剤は、指導機関(家畜保健衛生所、魚病診断総合センター、水産試験場等)に相談の上使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) (1)本剤は5℃以下で保存すると、成分が析出して白濁を生じることがある。この場合には、容器を微温湯(30~40℃)につけるか又は室温において、析出成分を完全に溶解してから使用すること。 (2)本剤を数回に分けて使用する場合には、速やかに使用すること。 (3)本剤の色に異常が認められた場合には使用しないこと。 (4)一度使用した薬浴液は再使用しないこと。 (5)誤用を避け、品質を保持するため、本剤を他の容器に入れかえないこと。 (6)使用後は完全に蓋をして保管すること。 (7)本剤は、直射日光を避けて保管すること。 (8)本剤は、小児の手の届かないところに保管すること。 (9)使用済みの空容器等は、地方公共団体条例等に従い適切に処分し、他に流用又は転用しないこと。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) (1)誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 (2)本剤は強いアルカリ性(pH10.5~12.5)なので、皮膚、眼、飲食物等についた場合には、速やかに水洗いすること。 (3)本剤が眼に入った場合には、直ちに水でよく洗い流し、医師の診察を受けること。 (ウナギ及びアユに関する注意) (1)稚魚の輸送時の使用に関する安全性は確立していないので、本剤を使用しないこと。 (2)海水がオキソリン酸の吸収を妨げることが認められているので、海産稚アユの馴致時には原塩又は食塩を使用すること。 (専門的事項) 1.重要な基本的注意 (1)本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与にとどめること。 |
貯蔵方法 | 直射日光を避けて保存 |
備考 | ・承継(H16/10/20)田辺製薬株式会社→新新薬品工業株式会社 ・承継(H18/7/1)新新薬品工業株式会社→大日本住友製薬株式会社 ・承継(H22/7/1)大日本住友製薬株式会社→DSファーマアニマルヘルス株式会社 ・社名変更(R4.4.1付):DSファーマアニマルヘルス株式会社→住友ファーマアニマルヘルス株式会社 ・社名変更(R5.6.1付):住友ファーマアニマルヘルス株式会社→物産アニマルヘルス株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |