小型・子猫用ミルベマックスフレーバー錠
2025/03/18
品名 | 小型・子猫用ミルベマックスフレーバー錠 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2011/11/01 2:2012/11/16 3:2014/08/21 4:2017/11/09 5:2019/07/05 6:2022/09/22 7:2023/07/24 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2023/12/26 |
製造販売業者 | エランコジャパン株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 内寄生虫駆除剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | ミルベマイシンオキシム | 4.000mg/本品1錠(132.5mg)中(核錠部分) | |||
2 | プラジクアンテル | 10.000mg/本品1錠(132.5mg)中(核錠部分) |
包装単位 | 2錠×1、2シート、10錠×1、2シート |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 猫:猫回虫、猫鉤虫及び瓜実条虫の駆除 |
用法用量 | 体重1㎏当たりミルベマイシンオキシムとして2mg、プラジクアンテルとして5mgを基準量として1回、食餌と同時にまたは食後に経口投与する。体重別には、次の投与量による。 ─────────────────────── 体重 投与量(錠数) ─────────────────────── 0.5㎏以上1㎏以下 1/2錠 1㎏を超え2㎏以下 1錠 ─────────────────────── |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (猫に関する注意) ・本剤は猫以外の動物に使用しないこと。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。 ・本剤を分割投与する場合は、速やかに使用すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 ・本剤の有効成分は、有機溶剤等に溶解した場合等、溶液の状態においては皮膚から吸収されることが知られている。分割時に皮膚に付着した場合には、直ちに石けんで洗い流すこと。 (猫に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (専門的事項) ① 対象動物の使用制限 ・本剤は、6週齢未満の猫には投与しないこと。 ・本剤は体重0.5㎏未満の猫には使用しないこと。 ・本剤は犬糸状虫陽性猫には使用しないこと。 ② 重要な基本的注意 ・重度に衰弱した猫、重度の腎・肝障害の猫に対する安全性は確立されていない。これらの動物に対しての投与は推奨されないが、やむを得ず使用する場合には、本剤投与により対象動物の健康が維持されるなどベネフィットが得られるかどうか獣医師が慎重に判断した上で投与すること。 ・本剤の再投与の必要性の判断は投与後の検査の結果に基づいて行うこと。猫の生活環境により寄生虫の再感染が懸念される場合には、定期的な再検査及び再投与を推奨する。 ・本剤による条虫類駆除の確認の際、体節がバラバラになり半透明の状態で排出されるので注意深く観察するよう飼い主に指導すること。 ③ 相互作用 ・セラメクチン以外のマクロライド系化合物、並びに他の猫回虫、猫鉤虫及び瓜実条虫駆除薬と本剤との併用については安全性が確認されていないことから併用しないこと。 ・セラメクチンは本剤の有効成分であるミルベマイシンオキシムと同系統の有効成分であり、作用機序が類似することから、併用の必要がある場合には経過観察を行うなど相互作用に留意して慎重に投与すること。 ④ 副作用 ・ときに一過性の消化管徴候(嘔吐及び下痢等)元気消失が薬物の投与後に認められることがある。 ⑤ 過量投与 ・本剤の投与後、若齢猫で過量投与により嗜眠等の全身徴候、ふらつき等の運動失調、筋肉振戦等の神経徴候が認められた例があることから、若齢猫に投与する場合は、特に用量を厳守すること。 ・本剤はマンソン裂頭条虫や壺型吸虫駆除の為の効果効能を取得していない。本剤はミルベマイシンとの合剤であるため、これらプラジクアンテルの高用量投与を要する寄生虫の駆除の目的で使用しないこと。 |
貯蔵方法 | |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | オランダ、ドイツ、ベルギー、ルクセンブルク |