ボビバック 5
2025/03/18
| 品名 | ボビバック 5 |
|---|---|
| 一般的名称 | 牛伝染性鼻気管炎・牛ウイルス性下痢2価・牛パラインフルエンザ・牛RSウイルス感染症混合(アジュバント加)不活化ワクチン |
| 承認年月日 | 1:2011/11/15 2:2012/12/25 3:2018/02/14 |
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| 承認区分 | 医薬品 |
| 承継年月日 | |
| 届出年月日 | |
| 再審査結果通知日 | |
| 製造販売業者 | 共立製薬株式会社 |
| 選任製造販売業者 | |
| 製剤区分 | 生物学的製剤 |
| 規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
| 有効期間 | 製造後30カ月間 |
| 添付文書 | ダウンロード |
| 主成分 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| No. | 主成分 | 分量 | |||
| 1 | 牛伝染性鼻気管炎ウイルス №758KS株 | (不活化前ウイルス量)10(7.5)TCID50以上/液状不活化ワクチン 2mL(1頭分)中 | |||
| 2 | 牛ウイルス性下痢ウイルス(1型) HK003KS 株 | (不活化前ウイルス量)10(7.1)TCID50以上/液状不活化ワクチン 2mL(1頭分)中 | |||
| 3 | 牛ウイルス性下痢ウイルス(2型) HK060KS 株 | (不活化前ウイルス量)10(5.9)TCID50以上/液状不活化ワクチン 2mL(1頭分)中 | |||
| 4 | 牛パラインフルエンザ3型ウイルス BN1-1KS株 | (不活化前ウイルス量)10(7.4)TCID50以上/液状不活化ワクチン 2mL(1頭分)中 | |||
| 5 | 牛RSウイルス 山形KS株 | (不活化前ウイルス量)10(6.1)TCID50以上/液状不活化ワクチン 2mL(1頭分)中 | |||
| 包装単位 | 20mL容ガラス容器に20mL(10頭分)、又は100mL容ガラス容器に100mL(50頭分)分注した後、ゴム栓及びアルミキャップで密栓する。 製品1本を紙箱に収納する。 |
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| 使用禁止期間 | |
|---|---|
| 休薬期間 | |
| 効能効果 | 牛伝染性鼻気管炎、牛ウイルス性下痢-粘膜病、牛パラインフルエンザ及び牛RSウイルス感染症の予防 |
| 用法用量 | 2mLを3~5週間隔で2回、筋肉内に注射する。追加免疫用として本ワクチンを使用する場合には、半年~1年毎に2mLを筋肉内に注射する。 |
| 使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気をつけること (使用者に対する注意) ・誤って人に注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること。誤って注射されたものは、必要があれば本添付文書を持参し、受傷について医師の診察を受けること。 本ワクチン成分の特徴 ________________________________________ 抗 原 アジュバント _____________ ___________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 ________________________________________ 牛伝染性鼻気管炎ウイルス 否 死 _________________________ 牛ウイルス性下痢ウイルス(1型) 否 死 水酸化アルミ _________________________ ニウムゲル 牛ウイルス性下痢ウイルス(2型) 否 死 有 _________________________ 牛パラインフルエンザ3型ウイルス 否 死 _________________________ サポニン 牛RSウイルス 否 死 ________________________________________ 本ワクチン株は、不活化されており感染性はない。 ・開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 (牛に関する注意) ・本剤の注射後、少なくとも2日間は安静につとめ、移動や激しい運動は避けるように指導すること。 ・副反応が認められた場合は、獣医師の診察を受けること。 (取扱いに関する注意) ・使用時よく振り混ぜて均一とすること。 ・一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 ・注射部位を厳守すること。 ・本剤を同一部位に繰り返して注射しないこと。 ・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・注射器具(注射針)は原則として1頭ごとに取り替えること。 ・注射部位は消毒し、注射時には注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。 ・ワクチン容器のゴム栓は消毒し、無菌的に取扱うこと。 (専門的事項) ① 対象動物の使用制限等 ・本剤の注射前には健康状態について検査し、重篤な疾病を認めた場合は注射しないこと。 ・対象牛が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、注射の適否の判断を慎重に行うこと。 (1)これまでに本剤又は他のワクチン注射により、アレルギー反応等の異常な反応を呈したことがあるもの。 (2)発熱、咳、下痢、重度の皮膚疾患等の臨床上異常が認められるもの。 (3)疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。 (4)交配後間がないもの、分娩間際のもの又は分娩直後のもの。 (5)明らかな栄養障害があるもの。 (6)他のワクチン投与や移動後間がないもの。 ② 重要な基本的注意 ・移行抗体価の高い個体では、ワクチン効果が抑制されることがあるので幼若な牛への注射は移行抗体が消失する時期を考慮すること。 ③ 副反応 ・まれに、注射部位の腫脹が1~数日間認められることがある。 ・本剤の注射後、一過性の元気・食欲減退が認められる場合がある。 |
| 貯蔵方法 | 2~10℃ |
| 備考 |
| 反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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| 反芻動物由来物質原産国名 | ニュージーランド |
| 副作用情報 | |||||
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| No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |
| 1 | 2018/02/23 | 牛 | 黒毛和種 | 混在 | 回復 |
