オイルバスターSE
2025/05/02
品名 | オイルバスターSE |
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一般的名称 | 鶏サルモネラ症(サルモネラ・エンテリティディス)(油性アジュバント加)不活化ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:2011/12/21 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 株式会社 科学飼料研究所 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後3年3カ月間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | サルモネラ・エンテリティディスZK-143-1株(シード)(不活化前生菌数) | 2.5×10(10)CFU以上/1バイアル(500mL)中 |
包装単位 | 500mLのプラスチック容器に500mLずつ充填し、密栓する。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 種鶏及び採卵鶏の腸管におけるサルモネラ・エンテリティディスの定着の軽減。 |
用法用量 | 5週齢以上の種鶏及び採卵鶏の肩部の皮下に、1羽当たり0.5mLを4週間隔で2回注射する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤を注射した鶏は、ひな白痢の抗体検査で陽性を示す。従って、本剤を種鶏に使用する場合は、標識した無注射鶏を1%程度残し、家畜防疫対策要綱に基づくひな白痢及びサルモネラ症の防疫対策に支障がないようにすること。 また、本剤を種鶏に使用する場合は事前に最寄りの家畜保健衛生所に相談の上、指示を受けること。 ・本剤の投与と併せて、国が定めた鶏卵のサルモネラ総合対策指針に基づき総合的な衛生管理を実施すること。 (鶏に関する注意) ・鶏が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、投与の適否の判断を慎重に行うこと。 ・本剤の注射前には健康状態について検査し、重大な異常(重篤な疾病)を認めた場合。 ・運動の異常、異常呼吸音や下痢など臨床異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中のもの又は治療後間がないもの。 ・明らかな栄養障害のあるもの。 ・他のワクチン投与や移動などによりストレスを受けているもの。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 ・注射器具は、滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・ワクチン容器のゴム栓は消毒し、無菌的に取扱うこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 ・使い残りのワクチンは紙等で吸い取り可燃物として処分し、また容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って人に注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること。誤って注射された者は、必要があれば医師の診察を受けること。その際、動物用油性アジュバント加ワクチンを誤って注射されたことを医師に告げるとともに本使用説明書を医師に示すこと。 本ワクチン成分の特徴 _________________________________________ 抗 原 アジュバント _______________________________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当・否 生・死 _________________________________________ サルモネラ・エン オイル; テリティディス 当 死 有 ・オクタデセン酸 無水マンニトール エーテル加流動 パラフィン _________________________________________ 本ワクチン株は、不活化されており感染性はない。 ・ワクチン容器の破損を防ぐため、強い衝撃を与えないこと。 (鶏に関する注意) ・注射部位を厳守すること。 ・注射部位は消毒し、注射時には注射針が血管に入ってないことを確認してから注射すること。 ・注射後は、温度管理等に十分注意し、鶏に与えるストレスの軽減に努めること。 ・注射後、一過性の食欲減退 、注射部位の腫脹や硬結がみられる場合がある。特に注射方法が不適当な場合に起こり易いので、注射部位を厳守すること。 ・重篤な副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (取扱いに関する注意) ・雑菌による汚染を防ぐため、時々注射針を取り替えること。 ・よく振り混ぜてから使用すること。また、使用中にも時々振り混ぜること。 ・一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 (専門的事項) ①対象動物の使用制限 ・本剤は、肉用鶏(種鶏を除く。)には注射しないこと。 ②その他の注意 ・本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンでるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 2~10℃の暗所 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |