アドボケート 猫用
2025/03/18
品名 | アドボケート 猫用 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2012/09/14 2:2015/07/21 3:2019/09/06 4:2021/06/14 5:2024/11/12 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2020/10/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2021/03/30 |
製造販売業者 | エランコジャパン株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 防虫剤・殺虫剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | イミダクロプリド | 100.0mg/本品1mL中 | |||
2 | モキシデクチン | 10.0mg/本品1mL中 |
包装単位 | (1)(0.4mL及び0.8mLプラスチックピペット入り)ブリスター包装(PTP包装)1シート(1~6個)/1~12個入り紙箱 (2)(0.4mL及び0.8mLプラスチックピペット入り)重層フィルム袋(三層)/1~150個入り紙箱 (3)(0.4mL及び0.8mLプラスチックピペット入り)重層フィルム袋(二層)/1~150個入り紙箱 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 猫:犬糸状虫症の予防、ノミ、ミミヒゼンダニ、猫回虫及び猫鉤虫の駆除 |
用法用量 | 体重1kg当たりイミダクロプリド10mg、モキシデクチン1mgを基準量とした以下の投与量を、猫の頸背部の被毛を分け、容器の先端を皮膚に付けて全量を滴下する。 本剤を適用する場合、投与頻度が月1回を超えないよう注意すること。 犬糸状虫症の予防:毎月1回、1ヵ月間隔で蚊の活動開始1ヵ月以内から活動終了まで投与する。 ノミ、ミミヒゼンダニ、猫回虫及び猫鉤虫の駆除:1回投与する。 __________________________________________ 体重 用量 __________________________________________ 1kg以上4kg未満 0.4mLピペット1個全量 4kg以上8kg未満 0.8mLピペット1個全量 8kg以上 適切なピペットの組み合わせ __________________________________________ |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (使用者に対する注意) ・飲食をしながら投与しないこと。 ・喫煙をしながら投与しないこと。 (猫に関する注意) ・猫の外用のみに使用すること。 (取扱い及び廃棄に関する注意) ・本剤の取扱いには十分注意し、他の医薬品、食品、飼料等と区別し、小児の手の届かないところに保管すること。 ・直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保存すること。 ・本剤は魚及び甲殻類に影響を与えることがあるので、容器及び残りの薬剤は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・ウサギ眼刺激性試験で刺激性が認められているので、本剤が使用者の目や口に入らないように特に注意すること。 ・本剤の有効成分は皮膚から吸収されるので、誤って使用者の皮膚に付着した場合は直ちに石鹸及び水で洗浄すること。 ・使用した後、又は皮膚に付着した場合は、まれに皮膚に過敏症状(アレルギー、炎症及び刺激等)を認めることがあるので、石鹸及び水で洗浄すること。万一、目に入った場合は、水で十分洗い流すこと。皮膚又は眼に刺激が残る場合は医師の診察を受けること。 ・万一、身体に異常を来した場合や誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちにクロロニコチニル系の殺虫剤及びマクロライド系の駆虫剤を含有する薬剤を使用した旨を医師に申し出て診察を受けること。特定の解毒剤は知られていない。 (猫に関する注意) ・投与部位の皮膚に異常がなく、被毛及び皮膚がぬれていないことを確認した後、投与すること。 ・ウサギ眼刺激性試験で刺激性が認められているので、本剤が投与する動物の目や口に入らないように注意すること。 ・本剤投与後は乾燥するまで投与部位を舐めないよう注意すること。少なくとも投与後30分は投与した猫と、同居動物、特に子猫との接触を完全に避けること。 ・本剤を適用する場合、投与頻度が月1回を超えないよう注意すること。 ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (取扱い上の注意) ・本剤投与後、完全に乾くまでは投与部位に直接触れないこと。また、投与したことを知らない人も触れないように注意すること。特に小児では、少なくとも投与後30分は投与した猫との接触を完全に避けること。 ・本剤に含まれている溶剤は、接触したプラスチック、皮革製品、布地及び塗装面に付くと跡が残る場合がある。投与部位がよく乾くまで、接触しないようにすること。 (専門的事項) ①対象動物の使用制限等 ・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある猫には投与しないこと。 ・本剤は9週齢未満の子猫へは投与しないこと。 ・本剤は体重1kg未満の猫には使用しないこと。 ・ノミの発生状況により異なるが、本剤投与後のノミに対する有効期間は約1ヵ月である。 ・本剤の有効成分イミダクロプリド又はモキシデクチンのラット及びウサギを用いた生殖毒性試験では催奇形性を含む胚・胎子毒性及び出生子への影響は認められていないが、妊娠及び授乳期の猫における本剤の安全性は確立されていないので、妊娠及び授乳期の猫には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 ②重要な基本的注意 ・本剤の投与前には健康状態について検査し、使用の可否を決めること。 ・過剰投与にならないよう、本剤の投与前には体重を測定すること。 ・本剤の投与前に犬糸状虫寄生の有無を検査すること。本剤を犬糸状虫寄生が疑われる猫に投与する場合には慎重に投与すること。 ・複数飼育の環境下にある猫(哺乳期子猫を除く)に対しノミの駆除を目的とする場合、全頭に投与することが望ましい。 ・ミミヒセンダニについては、投与1ヵ月後に十分な効果が得られない場合は再投与することが望ましい。 ・月1回の投与間隔の間に1、2回、短い時間水に触れただけでは、本剤の有効性が有意に低減する可能性は低い。しかし、投与後の頻繁なシャンプーや水浴は、本剤の有効性を低減させる可能性がある。これらのことについて、飼い主に指導すること。 ・本剤は犬糸状虫成虫には効果がないため、成虫駆除を目的として使用しないこと。 ③副作用 ・投与直後に投与部位を舐めた場合、まれに運動失調、全身性の振戦、眼の徴候(散瞳、瞳孔反射の微弱化、眼振)、異常呼吸など一過性の神経徴候が生じることがある。 ・本剤の投与により、ときに流涎、落ち着きのなさ、まれに嘔吐が見られることがある。また、投与部位に一過性の掻痒、まれに脂性被毛、紅斑が現れることがある。 ・本剤はまれに局所的な過敏反応を引き起こすことがある。 ・本剤はごくまれに投与部位に刺激を引き起こし、その結果、無関心状態、興奮、食欲不振など一過性の行動変化が起きることがある。 ⑤その他の注意 ・猫回虫及び猫鉤虫の定期的な駆除のために本剤を用いることができる。 |
貯蔵方法 | |
備考 | ・承継(R2.10.1付)バイエル薬品株式会社→エランコジャパン株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |