鶏サルモネラ不活化3混・KS
2025/03/18
品名 | 鶏サルモネラ不活化3混・KS |
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一般的名称 | 鶏サルモネラ症(サルモネラ・インファンティス、サルモネラ・エンテリティディス、サルモネラ・ティフィムリウム)(油性アジュバント加)不活化ワクチン |
承認年月日 | 1:2012/10/03 2:2013/07/16 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:2023/12/26 |
製造販売業者 | 共立製薬株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後3年3カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | サルモネラ・エンテリティディス KUVZ-0792株 | (不活化菌量)10(10.0)個以上/液状不活化ワクチン1ボトル(250mL、1,000羽分)中 | |||
2 | サルモネラ・ティフィムリウム KUVZ-0301株 | (不活化菌量)10(10.0)個以上/液状不活化ワクチン1ボトル(250mL、1,000羽分)中 | |||
3 | サルモネラ・インファンティス KUVZ-0005株 | (不活化菌量)10(10.0)個以上/液状不活化ワクチン1ボトル(250mL、1,000羽分)中 |
包装単位 | 500mL容量のプラスチックボトルに265±5mLずつ分注し密栓、1本を紙箱に収納。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 鶏の腸管におけるサルモネラ・エンテリティディス、サルモネラ・ティフィムリウム及びサルモネラ・インファンティスの定着軽減 |
用法用量 | 5週齢以上の種鶏及び採卵鶏の頸背部中央の皮下に1羽当たり0.25mLを注射する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・直射日光又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 ・使用した器具・器材は、油成分が残存しないよう十分洗浄すること。 ・使い残りのワクチンは紙等で吸い取り可燃物として処分し、また、容器は地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気をつけること (使用者に対する注意) ・誤って人に注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること。誤って注射されたものは、必要があれば医師の診察を受けること。その際、動物用油性アジュバント加ワクチンを誤って注射されたことを医師に告げるとともに本添付文書を医師に示すこと。 本ワクチン成分の特徴 _________________________________________ 抗 原 アジュバント _______________________________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 _________________________________________ サルモネラ・ 当 死 エンテリティディス サルモネラ・ 当 死 有 ミネラルオイル ティフィムリウム サルモネラ・ 当 死 インファンティス _________________________________________ 本ワクチンに含まれる全ての細菌は不活化されており、人に感染することはない。 (鶏に関する注意) ・本剤注射後の鶏は保温に注意し、過酷な輸送や移動などのストレスを加えないこと。 ・副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (取扱いに関する注意) ・使用前によく振盪し、内容を均一化すること。注射途中にも適当な振盪を行うこと。 ・本剤は粘稠度が高いため、あらかじめ室温程度に戻してから使用すること。 ・一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 ・注射部位を厳守すること。 ・注射器具及び通気針は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・注射中は汚染を避けるために、滅菌した注射針と時々取り替えること。 ・注射部位は消毒し、注射時には注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。 ・ワクチン容器のゴム栓は消毒し、無菌的に取扱うこと。 (専門的事項) ①対象動物の使用制限等 ・本剤注射前には鶏群の健康状態について検査し、異常を認めた場合は注射しないこと。 ・次の鶏群には注射しないこと。 (1)元気がないもの。 (2)運動の異常又は呼吸器症状のあるもの。 (3)発育が悪く、明らかに栄養不良状態にあるもの。 (4)異常な鶏が高率に認められる鶏群。 ②重要な基本的注意 ・本剤を注射した鶏は,ひな白痢の抗体検査で陽性を示す。従って、本剤を種鶏に使用する場合は、標識した無注射鶏を1%程度残し、家畜防疫対策要綱に基づきひな白痢及び鶏のサルモネラ症の防疫対策に支障がないようにすること。また、本剤を種鶏に使用する場合は事前に最寄りの家畜保健衛生所に相談の上、指示を受けること。 ③副反応 ・本剤注射後、一過性に注射部位の肥厚、腫脹、硬結や元気・食欲減退、便異常(緑色便)及び増体重に影響が認められる場合がある。 ・本剤を産卵開始前(4週間以内)や産卵中の鶏に注射した場合、産卵開始日の遅延又は産卵率の低下を引き起こすことがあるので、これらの時期には注射を行わないこと。 ④相互作用 ・本剤には他の薬剤(ワクチン等)を加えて使用しないこと。 |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
備考 | ・検定基準:鶏サルモネラ症(サルモネラ・インファンティス・サルモネラ・エンテリティディス・サルモネラ・ティフィムリウム)(油性アジュバント加)不活化ワクチン |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |
1 | 2018/07/20 | 人 | ミャンマー出身 | メス | 進行中 |