カニマールワン

2025/03/18

品名 カニマールワン
一般的名称
承認年月日 1:1969/10/31 2:1990/03/30 3:2006/06/20 4:2012/05/30
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 フジタ製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 外用剤
規制区分
有効期間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 二硫化セレン 10mg/本剤1g中
包装単位 容量規格:50mL、200mL、1L、4L  ポリエチレン製気密容器

50mL 紙製箱:1、2、3、4、5、6、8、10、12、20本入り
200mL 紙製箱:1、2、3、4、5、6、8、10本入り
1L 紙箱:1、2、3、4、5、6、8、10本入り
4Lは個包装のみ
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 犬:乾性湿疹、脂漏及び非特異性皮膚炎による皮膚の残屑の除去及び症状の緩和。被毛の清潔化。
用法用量 二硫化セレンとして下記の量を1回量として、全身に擦り込むように泡立たせ、作用させる。患部には特によく擦り込む。
   小型犬:0.1~0.3g   中型犬:0.3~0.6g   大型犬:0.6~1.2g

 本剤としては、下記の量を1回量として使用する。
   小型犬:10~30g   中型犬:30~60g   大型犬:60~120g
使用上の注意 【基本的事項】

1. 守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は獣医師の指導の下で使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤は猫には使用しないこと。

(犬に関する注意)

・本剤は外用以外に使用しないこと。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。

・本剤とポビドン・ヨード剤の併用はしないこと。

・本剤は他の薬剤と混合して使用しないこと。

・誤用を避け,品質を保持するため,他の容器に入れかえないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。

・使用済みの容器は,地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は,環境や水系を汚染しないように注意し,地方公共団体条例等に従い処分すること。

2. 使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・過敏症体質者等で,発赤,掻痒感等の過敏症状が現れた場合には,直ちに使用を中止すること。

・本剤が誤って眼,鼻,口等に入ったときは,直ちに水で洗浄やうがい等を行い医師の診察を受けること。

・手に傷がある場合は,手袋等を装着し,薬剤が傷口に直接付着しないよう注意すること。

(犬に関する注意)

・副作用が認められた場合には,速やかに獣医師の診察を受けること。

・使用により刺激症状が現れた場合には直ちに使用を中止し,獣医師の診察を受けること。

・アカラス症,疥癬症が認められる場合は患部を広げることがあるので,使用の可否については慎重に判断すること。

・開放性の傷口がある場合は刺激することがあるので,使用の可否については慎重に判断すること。

・粘膜,被毛のほとんどない部分では刺激することがあるので,これらの周辺には薬剤がなるべく接触しないよう,注意して使用すること。

・本剤が誤って眼,鼻,口等に入ると刺激があるので,入らないように注意すること。

・本剤の使用時には眼瞼には眼科用軟膏,雄ではさらに陰のう部にワセリン等の軟膏を塗布し,薬液がかからないようにすること。

(取扱い上の注意)

・よく振り混ぜてから使用すること。

・使用に当たっては,被毛を温湯又は水で十分に湿らせ,よく泡立てて洗浄すること。

・薬液を擦り込んだまま,通常5分間放置すること。症状によっては 5~15分間放置するのが良い。

・薬液を残さないように被毛,皮膚を十分にすすぐこと。

・皮膚炎の症状により,必要な場合は4~7日間隔で使用すること。

・白い被毛は着色することがある。
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オーストラリア、ニュージーランド
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰