グルタクリーン
2025/04/24
品名 | グルタクリーン |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:1985/05/15 2:1990/03/30 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2011/04/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:1988/09/06 |
製造販売業者 | 住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 治療を主目的としない医薬品 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | グルタルアルデヒド | 25g/100mL |
包装単位 | 1L |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 畜鶏舎およびその設備、種卵、養鶏用器具機材、手術解剖用器具機材等の殺菌消毒。 |
用法用量 | グルタクリーンは用時調製の製剤である。 グルタクリーン主剤(グルタルアルデヒド25W/V%水溶液)を目的に応じて水で希釈する。 希釈液10Lあたりグルタクリーン緩衡剤1.5gを混和して使用する。 ただし、手術、解剖器具機材の消毒について使用する場合は、高濃度使用であるため、希釈液10Lあたりグルタクリーン緩衡剤25.5gを加え混和して使用する。 1.畜舎、鶏舎及びその設備に噴霧する場合。 適用病原微生物 使用目的 希釈倍率 使用量 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 一般細菌類、 畜舎鶏舎消毒 200~1000倍 1㎡につき100~300mLを ウイルス類 直接噴霧する。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 2.種卵、畜産養鶏器具機材の消毒について使用する場合。 適用病原微生物 使用目的 希釈倍率 使用量 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 一般細菌類 種卵消毒器具 200~500倍 水に薬剤を混和し室温で1分間浸漬する。 ウイルス類 孵卵機消毒 200~500倍 1㎡につき100~300mLを直接噴霧する。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3.動物用の手術、解剖器具機材の消毒について使用する場合。 適用病原微生物 使用目的 希釈倍率 使用量 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 一般細菌類、ウイルス類、 手術、解剖機材 10倍 室温で60分間浸漬する。 芽胞菌類 の消毒 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |
使用上の注意 | 【一般的注意】 (1)本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 (2)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 【使用者に対する注意】 (1)アレルギー体質等で刺激を感じた場合には直ちに使用を中止すること。 (2)万一、身体に異常を来した場合や、誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 (3)なるべく身体の露出を少なくして、薬剤を浴びないようにすると共に、できるだけ吸い込まないように注意すること。 (4)噴霧使用に際しては、必ず手袋、保護マスク(活性炭入りマスク)、メガネ等の保護具を使用し、直接触れたり吸入したりしないようにすること。誤って眼に入った場合には、直ちに多量の水で洗った後、医師の措置を受けること。 (5)25%原液の蒸気は、眼、呼吸器等の粘膜を刺激するので、吸入又は接触しないように注意すること。 (6)10倍希釈液の濃厚のものを取り扱う場合には、ゴム手袋を装着すること。また皮膚に付着したときは、直ちに水で洗い流すこと。 (7)作業終了後は、洗面、手洗を励行すること。 【対象動物に対する注意】 1 制限事項 (1)畜・鶏体への直接噴霧はしないこと。 【取扱い上の注意】 (1)散布にあたっては、かけむらのないように十分散布すること。ただし、環境を汚染しないよう乱用を避けること。また散布液が河川、湖沼、海域、養殖池、井戸、地下水などを汚染する恐れのある場所、養蜂、蚕(桑)、水生生物等に被害を及ぼす恐れのある場所では使用しないこと。 (2)小分けしたり、水で希釈するときは、食品用の容器等誤用の恐れのあるものを使用しないこと。 (3)直接原液に手を触れないように注意すること。希釈の際は、直接手でかき混ぜるようなことはしないこと。皮膚に付着すると発疹、発赤などの過敏症を起こすことがある。 (4)噴霧に際しては、皮膚、飲食物、飼料等に直接薬液がかからないようにすること。 (5)調整後(緩衝剤添加後)の液は、直ちに使用すること。 (6)寒冷地では氷結することがある。このような場合、常温で放置して自然に溶かすこと。 (7)噴霧に際しては、消毒する対象物に近づけて行うこと。 (8)炭素鋼製器具は、24時間以上浸漬しないこと。 (9)10倍希釈液の浸漬には、ふた付き容器を用い、使用中はふたをすること。 (10)畜舎をできるだけ開放にし、換気を良くすること。また風向きを確認し、風上側より噴霧すること。 (11)噴霧作業は手際よく行うこと。 (12)短時間で、作業を終了するようにすること。 【保管上の注意】 (1)食品、食器、飼料等と区別し、小児の手の届かない冷暗所に保管すること。 (2)本品は劇薬である。使用後、残った薬剤原液は、必ず保管場所に戻し、栓を確実に締め、鍵のかかる冷暗所に保管すること。 【その他の注意】 (1)希釈や噴霧に用いた器材は、石けん水でよく洗い、特に噴霧器はよく手入れしておくこと。 (2)グルタルアルデヒドのin vitroにおける変異原性について複数の報告がある。 (3)使用済みの空容器等は、石けん水でよくすすぎ、特に子供の手に触れないように適切に処分するとともに他に転用しないこと。汚染した器物や洗浄液は、作業現場から持ち帰り、処分に当たっては地方公共団体条例等に従い処分すること。決して、河川、湖沼、下水道等の水系や地下水を汚染するおそれのある場所には処分しないこと。 (4)漏洩した場合には次のように処置すること。 ①薬剤が漏洩した場合は、吸収性の媒体、例えば砂、軽石、ボロ布、おがくず等に吸着させ、広がりを阻止して回収すること。 ②漏洩した薬剤が井戸、池、河川などの水系に流入した場合は、直ちに警察または保健所に届け出ること。 連絡先 TEL 044-833-2211 FAX 044-833-1152 担当者 田村 佳子 |
貯蔵方法 | 直射日光が当たらない乾燥した涼しい冷暗所に保管 |
備考 | ・H23/4/1 承継ヤシマ産業株式会社→住化ライフテク株式会社 平成26年4月1日付けで住化ライフテク株式会社が住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社に社名変更 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |