スナップ・cPL

2025/06/04

品名 スナップ・cPL
一般的名称
承認年月日 1:2013/07/18 2:2022/07/05
承認区分 体外診断用医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 アイデックス ラボラトリーズ株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 治療を主目的としない医薬品
規制区分
有効期間 製造後9カ月間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 抗cPLモノクローナル抗体 7E11 1.2μg/サンプルスポット・反応膜への滴下量として
2 鶏IgG 0.02μg/コントロールスポット・反応膜への滴下量として
3 クエン酸緩衝食塩水 0.4mL/洗浄液0.4mL中
4 過酸化水素含有テトラメチルベンチジン(TMB) 0.6mL/TMB溶液0.6mL中
5 西洋ワサビ由来ペルオキシダーゼ標識抗鶏IgGヤギ抗体 適量/コンジュゲート1本(4.0mL)中
6 西洋ワサビ由来ペルオキシダーゼ標識抗cPLモノクローナル抗体4G11 適量/コンジュゲート1本(4.0mL)中
包装単位 下記のとおりに梱包し、5~15テスト入りキットとする。

試薬及び付属品          
デバイス       5~15個 
コンジュゲート    1本    
サンプルバイアル   5~15個 
ピペット       5~15本 
取扱説明書      1部    
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 犬血清中の膵特異的リパーゼレベルの推定
用法用量 使用検体

犬の血清

使用方法

1.キットに同梱されているピペットを用い、検体をサンプルバイアル(以下バイアル)に3滴加える。

2.コンジュゲートの入ったボトルを垂直に保ちながら、バイアルにコンジュゲートを4滴加える。

3.バイアルのふたを閉め、3~5回の転倒混和によりコンジュゲートと検体を良く混ぜ合わせる。

4.デバイス本体を水平に置き、バイアル中の検体全てをサンプル注入口に注ぐ。サンプルは反応膜を横切りアクティベートサークルの方向に流出する。

5.サンプルが反応膜を横切り、アクティベートサークルに達すると、アクティベートサークルが青色に変化してくる。この変化が認められたらすぐに、アクティベーターを押す。このときアクティベーターが本体基底部と水平になるまで完全に押し下げること。

6.10分後に判定を行う。

判定方法

反応膜のサンプルスポットとコントロールスポットの発色度合いを比較することにより、判定する。

1.正常

サンプルスポットの発色がコントロールスポットよりも薄い場合。(サンプルスポットは発色しない場合もある)

2.高値

サンプルスポットの発色がコントロールスポットと同程度又は濃い場合。

3.判定保留

注:判定保留の場合には再検査を行う。

・バックグラウンドが発色し、結果判定が困難な場合

・コントロールスポットが発色しない場合
使用上の注意 【一般的注意】

(1)定められた使用方法を厳守すること。

(2)使用目的において定められた目的にのみ使用すること。

【使用時の注意】

(1)キットは事前に室温に戻しておくこと。加温しないこと。

(2)検体は血清を使用し、血漿や全血は使用しないこと。

(3)検査ごとに新しいサンプルバイアルおよびピペットを用いること。

(4)デバイスは使用するまでアルミホイル製の袋から出さないこと。

(5)使用前にアクティベーターを押さないよう注意すること。また、検体を加える前にアクティベーターを押してしまったデバイスは使用しないこと。

(6)検査中は常にデバイスを水平に保つこと。

(7)アクティベーターを押したデバイスは強い光にさらさないこと。

(8)本キットの結果のみを用いて膵炎の確定診断としないこと。膵炎の診断に当たっては、本キットの判定結果と臨床症状、その他の検査結果を総合して判断すること。また、サンプルスポットの発色がコントロールスポットの発色と同程度の場合は、特に慎重に判断すること。

【取扱い上の注意】

(1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。

(2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

(3)異なる製造番号の試薬を組み合わせて使用しないこと。

(4)検査時には手袋を着用するなど、検体の取扱いには十分に注意すること。

(5)使用済みのデバイス等は、地方公共団体条例等に従い処分し、作業終了後には作業場所をきれいに消毒すること。

【保管上の注意】

(1)直射日光又は冷凍は品質に影響を与えるので、避けること。

(2)小児の手の届かないところに保管すること。
貯蔵方法 2~8℃
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 米国
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰