PITa-Quark 動物用イソフルラン気化器

2025/03/18

品名 PITa-Quark 動物用イソフルラン気化器
一般的名称 麻酔器並びに麻酔用呼吸嚢及びガス吸収かん
承認年月日 1:2014/05/09
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 株式会社 三幸製作所
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 管理医療機器
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位 構成
型式 
・スクリューフィラー型
・キーフィラー型    
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 本品は、イソフルラン麻酔薬を気化させ、任意の濃度の麻酔ガスを供給するために用いる。
用法用量
使用上の注意 【警告】

・専門知識を有する医療従事者が使用すること。
・麻酔薬の取扱いについては、麻酔薬の添付文書にしたがうこと。
・-20~60℃の環境下で保管すること。
〔高温にさらされると温度補正機能が故障する恐れがある〕
・15~30℃の環境下で使用すること。
・麻酔薬を入れたまま本器を移動する時は、必ず濃度調節ダイヤルをOFFにしておくこと。〔OFFにせず移動して使用した場合、移動中の揺れにより濃度が不安定になり、過剰投与となる恐れがある〕
・運搬の際には濃度調節ダイヤルを持たないこと。
・必ず気化器上部(バイパスブロック)の矢印の方向にガスを流すこと。
・使用前に、本体が水平かつ確実に取付けられていることを確認すること。
・余剰麻酔ガスは必ず手術室から排気すること。
・必ず薬液注入口キャップを閉めて使用すること。
・麻酔器の酸素フラッシュを使用する場合は、必ず濃度調節ダイヤルを「OFF」にして行うこと。
・キーフィラーアダプタを使用して注入または排液する場合は、キーフィラーアダプタが確実にキーフィラーソケットに挿入され、キーフィラーノブで確実に固定してから行うこと。
・振動や衝撃を与えないこと。
・排液および変色した麻酔薬は使用せず、劇薬として適切に廃棄すること。

【禁忌・禁止】

・必ず麻酔薬の品名を確認し、指定の麻酔薬以外は使用しないこと。
・本器は高い内部抵抗があるため、呼吸回路内では絶対に使用しないこと。
・キャリアガスは乾燥した医療ガス以外は使用しないこと。
・大きなバックプレッシャーのかかる人工呼吸器とは併用しないこと。
・アルコール類やベンジン、シンナー等の有機溶剤で本体を清拭しないこと。
〔アルコール類や有機溶剤に引火する恐れがある。また、樹脂のひび割れ・変形の原因となる。〕
・水をかけないこと。
・分解・改造は絶対にしないこと。
・当社の純正部品以外は使用しないこと。

【注意】

・必ず使用前に付属の取扱説明書を読み、よく理解してから使用すること。
・必ず取扱い説明書にしたがった保守・点検を実施すること。
・濃度点検等で麻酔ガスモニタを使用する場合は、必ず校正されたものを使用すること。
・低流量に設定して、サイドストリーム方式の麻酔ガスモニタを併用する場合、サンプリング流量を調節するなど、適切に麻酔ガスモニタの設定を行うこと。
〔麻酔ガス濃度が安定しないことがある〕
・本器は気圧による影響を受けるため、標高の高い場所での使用に際して麻酔ガスモニタなどで測定する場合には、補正すること。
・気温の低い倉庫のような場所から手術室へ移動した場合などは、本器の「温度補正機能」 が正常に働くまで、2時間ほど使用する場所に放置してから使用すること。〔本器の「温度補正機能」は気温(室温)の変化に伴い「ゆっくり」と作動するため、急激な温度の変化に対してすぐに補正できない〕
・機器及び患畜に異常のないことを絶えず監視すること。
・機器及び患畜に異常が発見された場合には、患畜に安全な状態で機器の作動を止めるなど、適切な措置を行うこと。また、適切な表示を行い、製造販売元に修理を依頼すること。
・麻酔薬の注入、排液中は濃度調節ダイヤルを必ず「OFF」の位置にしておくこと。
・使用中は時々液面計をチェックし、麻酔薬の残量に注意すること。麻酔薬が少なすぎると正しい濃度が得られないおそれがあるので注意すること。
・使用後は必ず排液し、しばらく使用しない場合は、十分に酸素ガスを流して気化器内部を乾燥させること。
・本器を保管する場合は、麻酔薬が排液され、濃度調節ダイヤルが「OFF」で、スクリューフィラー型では薬液注入口キャップ、薬液排出口ツマミが確実に閉じられていること、キーフィラー型ではキーフィラーレバーが「SHUT」、及びキーフィラーソケットにキーフィラープラグが接続され確実に固定されていることを確認してから保管すること。
・長期間使用しなかった場合は、使用前に正常かつ安全に作動することを確認してから使用すること。
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰