バナミン ペースト
2025/03/18
品名 | バナミン ペースト |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2014/10/06 2:2017/10/23 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | MSDアニマルヘルス株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 神経系用薬 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | 24カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | フルニキシンメグルミン(フルニキシンとして50mg) | 83.0mg/本品1g中 |
包装単位 | 10gずつをポリエチレン製白色シリンジに充填し、小分製品とする。 紙箱又はポリプロピレンラミネート袋に入れる(1本又は6本) |
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使用禁止期間 | 馬:食用に供するためにと殺する前5日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 馬の運動器疾患に伴う炎症及び疼痛の緩和 |
用法用量 | 1日1回体重1kg当たりフルニキシンとして1mg(ペースト製剤として0.02g)を経口投与する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。 ・本剤は使い切りとし、再使用しないこと。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 (馬に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (専門的事項) ①対象動物の使用制限等 ・本剤は妊娠動物には投与しないこと。 ・胃・十二指腸潰瘍、血液凝固障害、肝不全、腎不全がある馬には投与しないこと。 ・フルニキシンメグルミン又は添加剤にアレルギーのある馬には投与しないこと。本剤には添加剤としてトウモロコシデンプン、プロピレングリコール及びカルメロースナトリウムを含む。 ②重要な基本的注意 ・本剤を反復投与する場合は5日間を限度とすること。 ・本剤のシリンジ容器に設定されている切り欠き及び目盛りは、150kg未満の馬に有効量が正確に投与できるようには設定されていない。 ・100kg未満の馬には有効性及び安全性は確認されていない。 ・出血傾向のある馬への投与に際しては、本剤の有効性及び安全性を十分に勘案した上で、投与の可否を慎重に判断すること。 ・本剤は対症療法であるため、診断を正確に行うと共に、適当な併用療法あるいは原疾患の根本的治療を行うこと。 ・本剤は、体重50kg単位で切り欠き及び100kg単位で目盛りが設定されたシリンジ容器により、体重150kgから550kg未満の馬に対して、フルニキシンを50mg単位で投薬できるように設計されている。体重が50kgの倍数にならない場合には、体重50kg単位で繰り下げた用量を、体重が550kg以上の馬に対しては2本のシリンジを適切に組み合わせて使用すること。 ③相互作用 ・他の非ステロイド系及びステロイド系抗炎症剤と併用した場合、消化器系の副作用を増強させるおそれがある。 ・本剤は血漿蛋白結合率が高い非ステロイド系抗炎症薬であり、蛋白結合率の高い他の薬剤と併用すると血漿中の蛋白との結合において競合し、本剤又は競合する薬剤の血漿中遊離型濃度が変化し、それぞれの薬剤の有効性又は安全性に影響するおそれがあるので、併用する際は十分に注意すること。なお、蛋白結合率の高い薬剤としては、ループ利尿剤や炭酸脱水酵素阻害剤等の利尿剤、一部のACE阻害剤及び抗凝固剤等がある。 ・ゲンタマイシンなどのアミノグリコシド系抗菌剤と併用した場合、腎機能障害のリスクが高くなることがある。 ・ワルファリンなどの抗凝血剤と併用した場合、出血の危険性が増大するとの報告がある。 ④副作用 ・本剤の投与により、消化性潰瘍又は消化管出血があらわれることがあるので、観察を十分行い、症状が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 ・本剤の投与により血液障害(溶血性貧血、白血球減少、血小板減少)があらわれることがあるので、異常が認められた場合は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 ・非ステロイド系抗炎症薬の一般的な副作用として、肝障害及び腎障害が報告されており、異常が認められた場合は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 |
貯蔵方法 | |
備考 | ・社名変更(H31.4.1)株式会社インターベットおよび株式会社インターベット中央研究所→MSDアニマルヘルス株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |