アンカーワッシャー

2025/03/18

品名 アンカーワッシャー
一般的名称 骨接合用品
承認年月日 1:2014/12/16
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 世田谷精機株式会社
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 管理医療機器
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位 <品目>
1.アンカーワッシャー S(L)
2.アンカーワッシャー S(L)TH
3.アンカーワッシャー S(H)
4.アンカーワッシャー S(H)TH
5.アンカーワッシャー M(L)
6.アンカーワッシャー M(L)TH
7.アンカーワッシャー M(H)
8.アンカーワッシャー M(H)TH
9.アンカーワッシャー L(L)
10.アンカーワッシャー L(L)TH
11.アンカーワッシャー L(H)
12.アンカーワッシャー L(H)TH

<構成>
外径がφ1.2及びφ1.5のスクリュー用のSサイズ、φ2.0及びφ2.4のスクリュー用のMサイズ並びにφ2.7及びφ3.5のスクリュー用のLサイズの3サイズを設定し、各サイズにはアンカー高さによる違いが2種類、さらにワッシャー厚みによる違いが2種類の合計12種類を設定している。
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 ・使用目的、効能又は効果
犬又は猫などの小動物の骨折又脱臼に対する外科治療における骨接合術に使用する。
用法用量
使用上の注意 [制限事項(禁忌・禁止)]
・ヒトには使用しないこと。
・再使用禁止
・生体内で、原材料の異なるインプラントとは併用しないこと。
([相互作用]の項参照)

[制限事項(使用注意)]
次の小動物には慎重に使用すること。
・肥満体の小動物[小動物負担の為、骨固定の失敗やインプラント材料の変形や破損による不具合発現の可能性が有る]

[相互作用]
〔併用禁忌・禁止〕(併用しないこと)
・医療機器の名称:他メーカのインプラント 
・臨床症状・措置方法:緩み、摩耗を生じる恐れがある 
・機序・危険因子:形状が一致しないため、適切な嵌合が得られない

・医療機器の名称:生体内で材質の異なるインプラント
・臨床症状・措置方法:腐食による不具合により危険性が高まる恐れがある
・機序・危険因子:異種の金属が相互に触れ合うと、電気化学的腐食反応が生じる

[適応上の注意]
(1)本品を効果的に使用するため、手術手技、器具の正しい選択、適切な装置等を術前に十分に確認すること。
(2)本品の機能目的にあった使い方を必ず行うこと。誤った使用方法は本品の破損を招くことになります。
(3)本品は骨固定の一手段として骨折治療や再建手術に使用されるが、全ての適応症例において良好な結果が得られるとは限らない。
(4)包装を開く前に、包装に破損がないことや、ラベルに汚損がないことを確認すること。異常が認められた場合には使用しないこと。
(5)本品が汚染された場合、又は小動物と既に接触したことがあるアンカーワッシャーは再使用しないこと。
(6)本品は未滅菌品であるため、使用前に洗浄の上、滅菌すること。使用時の推奨滅菌方法は次のとおりとする。
   ①高圧蒸気滅菌:121℃、30分
   ②高圧蒸気滅菌:134℃、3~4分
(7)本品の滅菌は、効果確認が実施された装置を用い、製品に特有な洗浄消毒及び滅菌の手順によること。使用される滅菌器は定期的にメインテナンスされ、検査されていること、及びサイクル毎に規定されたパラメーターで動作していることを確認すること。
(8)本品を変形させたり、表面に傷をつけたりすると、材質自体の特性が損なわれる恐れがあるので、そのような行為は行わないこと。
(9)肥満体又は小動物の種類により、体重に占める骨の割合が小さい小動物には慎重に使用すること。
(体重が重いことによるインプラントへの負荷により、インプラント材料の変形や破損による不具合発現の可能性がある。)
(10)術後は小動物の性格や活動性を十分に考慮し、治癒が確認されるまで注意深く術後管理を行うこと。
(11)術後は小動物に過度な運動をさせないこと。必要に応じ、完治するまでは外固定すること。
(12)飼い主に対し、本品を用いた治療方法及びリスクについて十分に説明し、術後管理の重要性についても十分な説明を行うこと。
(13)術者の判断によりインプラントを抜去する場合は、適切と思われる抜去時期を計画し、計画通りに実施すること。骨組織との親和性が高いチタン製品を抜去する際、本品と骨が固着した状態となり、抜去に過度の力が必要になる場合があるので、十分に注意すること。
(14)本品のトレーサビリティーが確保できるように、小動物のカルテに使用した製品のサイズ及びロット番号を記載すること。(製品パッケージに同梱のカルテシールを使用できます。)
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰