バソラミン注

2025/03/18

品名 バソラミン注
一般的名称
承認年月日 1:1970/11/30 2:1972/03/27 3:1973/07/27 4:1990/08/03
承認区分 医薬品
承継年月日 1:1998/05/21 2:2003/07/31 3:2007/11/22 4:2022/04/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 明治アニマルヘルス株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 代謝性用薬
規制区分
有効期間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 トラネキサム酸 5g/100mL
包装単位 2mL又は5mLのガラス製アンプル
50mL又は100mLのガラス製バイアル
使用禁止期間
休薬期間 【休薬期間】
本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷等を行わないこと。
 牛:5日間   牛乳:24時間
 豚:5日間   
効能効果 牛:手術時の出血防止
   血尿症、血乳症、子宮内出血、鼻出血及び腸出血等の出血性疾患の治療
   子牛の下痢

犬:手術時の出血防止
   血尿症、子宮内出血、鼻出血、喀血及び腸出血等の出血性疾患の治療

豚:子豚(0~4ヵ月令)の下痢症の治療及び発症防止
用法用量 牛:体重1kg当たり、トラネキサム酸として2.5~12.5mgを1日、1~2回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内に注射する。ただし、子牛の下痢には体重1㎏当たり5mgを1日、1~2回に分けて皮下、筋肉内又は静脈内に注射する。

犬:体重1kg当たり、トラネキサム酸として5~25mgを1日、1~2回に分けて皮下、筋肉内、静脈内又は腹腔内に注射する。

豚:子豚(0~4ヵ月令):体重1kg当たり、トラネキサム酸として5~25mgを1日、1~2回に分けて皮下、筋肉内又は腹腔内に注射する。
使用上の注意 「基本的事項」

1 守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は獣医師の適切な指導の下で使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。

・本剤投与後、下記の期間は食用に供する目的で出荷を行わないこと。
   牛:5日間 牛乳:24時間
   豚:5日間

(取扱い及び廃棄のための注意)

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・使用済み容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2 使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。

(対象動物に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

「専門的事項」

重要な基本的注意

・牛及び犬に静脈内注射する場合は速度が速すぎると、まれに振戦又は嘔吐する事があるので、注射速度はできるだけ遅くすること。
貯蔵方法
備考 ・承継(H10.5.21)第一製薬株式会社→扶桑薬品工業株式会社

・承継(H15/7/31)扶桑薬品工業株式会社→フジタ製薬株式会社

・承継(H19/11/22)フジタ製薬株式会社→明治製菓株式会社

動物医薬品製造販売業許可関係事項変更届書(農林水産省平成23年4月18日接受、変更年月日平成23年4月1日に基づき、製造販売業者名を「明治製菓株式会社」から「Meiji Seika ファルマ株式会社」に変更した。

・承継(R4.4.1付):Meiji Seika ファルマ株式会社→明治アニマルヘルス株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰
1 2019/04/22 黒毛和種 混在 死亡
2 2024/07/12 柴犬 メス 死亡