マイシリンゾル「meiji」

2025/03/18

品名 マイシリンゾル「meiji」
一般的名称
承認年月日 1:2015/04/08 2:2022/02/16
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 日本全薬工業株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 24カ月間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 ベンジルペニシリンプロカイン 20万単位/本品1mL中 ペニシリン系 ペニシリン系 ベンジルペニシリンプロカイン
2 ジヒドロストレプトマイシン硫酸塩 250mg/本品1mL中 アミノグリコシド系 アミノグリコシド系 硫酸ストレプトマイシン
包装単位 10mL、20mL、50mL又は100mLのバイアル(ガラス容器)
使用禁止期間 牛:食用に供するためにと殺する前90日間又は食用に供するために搾乳する前96時間

馬:食用に供するためにと殺する前28日間

豚:食用に供するためにと殺する前90日間
休薬期間
効能効果 牛:乳房炎、術後感染症の予防、肺炎、気管支炎、放線菌症、細菌性関節炎

豚:肺炎、豚丹毒

馬:細菌性関節炎

犬:術後感染症の予防
用法用量 1日1回体重1kg当たり本剤として下記の量を筋肉内に注射する。

牛:0.02~0.05mL、ただし、搾乳牛(食用に供するために出荷する乳を泌乳している牛をいう。)の場合は0.02~0.04mL

馬:0.02~0.05mL

豚:0.02~0.1mL

犬:0.02~0.1mL
使用上の注意 「基本的事項」

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤の使用に当たっては、適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。

・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・注射器具は滅菌されたものを使用すること。

・アルコール消毒した注射器を使用すると不溶性沈殿を生ずることがある。

・用時よく振とうし、均ーな懸濁液として使用すること。

・本剤を分割投与する場合は、速やかに使用すること。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び凍結を避け、冷所で行うこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。

(対象動物に関する注意)

・副作用が認められた場合は、速やかに獣医師の診察を受けること。

「専門的事項」

(対象動物の使用制限等)

・本剤の有効成分であるペニシリンは、過敏反応をまれに起こすことがあるので、投与前に使用経歴や反応の有無を調べ陽性動物には投与を避けること。

(重要な基本的注意)

・本剤は静脈内注射を避けること。

・本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与に止めること。

(相互作用)

・本剤の有効成分であるジヒドロストレプトマイシンは、クラレ様作用(神経筋接合部遮断作用)による呼吸抑制を起こすことがあるので麻酔剤、筋弛緩剤との併用は慎重に行うこと。

(副作用)

・本剤を投与すると、まれに嘔吐することがあるので、その場合は投与を中止すること。

・馬にプロカインによる中枢神経系の副作用が起きる場合があるとの報告がある。

貯蔵方法 密封容器で冷所保存
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰