懸濁水性プロカインペニシリンG「meiji」
2025/03/18
品名 | 懸濁水性プロカインペニシリンG「meiji」 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2015/04/08 2:2022/02/16 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 日本全薬工業株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 抗生物質製剤 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | 18カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | 抗菌剤の系統大分類 | 抗菌剤の系統中分類 | 抗菌剤の系統小分類 |
1 | ベンジルペニシリンプロカイン | 30万単位/1mL中 | ペニシリン系 | ペニシリン系 | ベンジルペニシリンプロカイン |
包装単位 | 10mL、20mL、50mL又は100mLのバイアル(ガラス容器)。 |
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使用禁止期間 | 牛:食用に供するためにと殺する前14日間又は食用に供するために搾乳する前96時間 豚:食用に供するためにと殺する前14日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 有効菌種 本剤感受性ブドウ球菌、連鎖球菌、コリネバクテリウム、豚丹毒菌、ヘモフィルス、パスツレラ 適応症 牛:肺炎、気腫疸、放線菌症、乳房炎、術後感染症の予防 豚:肺炎、豚丹毒、創傷感染 |
用法用量 | 1日1回体重1kg当りベンジルペニシリンプロカインとして、下記の量を筋肉内に注射する。 牛:4,000~5,000単位、ただし乳房炎の治療には10,000~15,000単位。 術後感染症の予防には1頭当り100,000~200,000単位を術部に注射する。 豚:4,000~5,000単位。ただし豚丹毒の治療には50,000単位。 |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤の使用に当たっては、適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。 ・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・注射器具は滅菌されたものを使用すること。 ・用時よく振とうし、均一な懸濁液として使用すること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。 ・本剤を分割投与する場合は、速やかに使用すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 ・本剤の成分またはペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある人は使用を避けるか慎重に使用すること。 (牛及び豚に関する注意) ・副作用が認められた場合は、速やかに獣医師の診察を受けること。 「専門的事項」 (対象動物の使用制限等) ・本剤はβ-ラクタム系の抗生物質であるので、同系薬(ペニシリン等)に対する過敏症の有無を調べ、陽性動物や既往歴のある動物には使用しないこと。 (重要な基本的注意) ・本剤は静脈内注射を避けること。 ・本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与に止めること。 (その他の注意) •本剤は馬での適用がないため、使用しないこと。なお、馬にプロカインによる中枢神経系の副作用が起きる場合があるとの報告がある。 (副作用) •本剤投与後にショック症状や過敏症反応が現れた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。 |
貯蔵方法 | 密封容器 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |
1 | 2022/03/23 | 牛 | 黒毛和種 | オス | 死亡 |