ブラベクト錠 112.5mg
2023/11/10
品名 | ブラベクト錠 112.5mg |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2015/05/27 2:2016/05/06 3:2018/03/19 4:2020/12/24 5:2022/09/20 6:2023/10/23 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | MSDアニマルヘルス株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 防虫剤・殺虫剤 |
規制区分 | |
有効期間 | 2年間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | ||
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No. | 主成分 | 分量 |
1 | フルララネル | 112.5mg/1錠中 |
包装単位 | 小分製品を1個、2個又は4個ずつ小箱に入れる。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 犬:イヌニキビダニの駆除による全身性毛包虫症の改善、イヌセンコウヒゼンダニ(疥癬虫)、ノミ及びマダニの駆除 |
用法用量 | 体重1kgあたりフルララネル25mgを基準量とし、体重2.0kg以上4.5kgまでの犬に本剤を1錠経口投与(投与前後に少量の餌を与えること)又は混餌投与する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は、獣医師の指導の下で使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 ・本剤の投与後は石けんで手をよく洗うこと。また、本剤は皮膚から吸収されるので、皮膚に付着した場合は直ちに水洗いすること。 (犬に関する注意) ・本剤は1回投与すると通常約3か月間新規のノミ及びマダニを駆除することができる。 ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・複数飼育の場合は、再寄生を最小限にするため、全頭に投与することが望ましい(毛包虫症の場合を除く)。 ・本剤投与後6時間以内に嘔吐して本剤を完全又は一部を排出した場合は、本剤を再投与すること。 (専門的事項) ①対象動物の使用制限 ・本剤は8週齢未満の子犬又は体重2kg未満の犬には投与しないこと。 ・フルララネル又は添加剤にアレルギーのある犬には投与しないこと。本剤には添加剤としてフレーバー(豚肝臓及び醸造酵母由来)トウモロコシデンプン、パモ酸二ナトリウム水和物及びダイズ油などを含む。 ②重要な基本的注意 ・本剤の投与前には健康状態について検査し、使用の可否を決めること。 ・本剤をノミ及びマダニ駆除の目的に反復投与する場合は12週間に1回を超えないようにすること。ただし、本剤の投与後約3か月以内に体重がおよそ2倍となるような成長期の犬に反復投与する場合には、寄生リスクを考慮して8週間に1回を超えないようにすること。 ・毛包虫症はイヌニキビダニよる皮膚疾患であるが、多因子性疾患であるため、基礎疾患についても適切に治療することが望ましい。また、皮膚の二次的な細菌感染に注意し、必要に応じ適切な治療を実施すること。 ・毛包虫症の改善及び疥癬虫の駆除には本剤を単回投与する。再投与の必要性と頻度は、獣医師の指示に従うこと。 ・繁殖に用いる犬、妊娠中あるいは授乳中の犬に対しては、国内で実施した臨床試験の症例に含まれておらず安全性が確認されていないため、該当する犬への投与に際しては、本剤の有効性及び安全性を十分に勘案した上で、投与の可否を慎重に判断すること。 ・けいれんや嗜眠が副作用として報告されているので、てんかんの既往歴のある犬への投与に際しては、本剤の有効性及び安全性を十分に勘案した上で、投与の可否を慎重に判断すること。 ③相互作用 ・本剤は血漿蛋白結合率が高い薬剤であり、蛋白結合率の高い他の薬剤と併用すると血漿中の蛋白との結合において競合し、本剤又は競合する薬剤の血漿中遊離型濃度が変化し、それぞれの薬剤の有効性又は安全性に影響するおそれがあるので、併用する際は十分に注意すること。なお、蛋白結合率の高い薬剤としては、非ステロイド系抗炎症剤、ループ利尿剤や炭酸脱水素酵素阻害剤、一部のACE阻害剤及び抗凝固剤等がある。 ④副作用 ・本剤の投与により、ときに消化器症状(下痢、嘔吐、食欲不振又は流涎)がみられることがある。また、非常にまれにけいれんや嗜眠がみられることがある。 ・本剤投与により、一部の動物でAST、ALT等の増加が認められることがある。 ⑤その他の注意 ・本剤は、犬に寄生したノミ及びマダニの駆除等を目的とする動物用医薬品であり、これらの寄生虫が媒介する疾病の伝播を阻止できるかについての検討は行っていない。 |
貯蔵方法 | 室温 |
備考 | ・社名変更(H31.4.1)株式会社インターベットおよび株式会社インターベット中央研究所→MSDアニマルヘルス株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |