鳥型ツベルクリン(PPD)
2025/03/18
品名 | 鳥型ツベルクリン(PPD) |
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一般的名称 | 精製鳥型ツベルクリン |
承認年月日 | 1:1990/02/17 2:1990/09/27 3:2005/01/26 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:1999/12/15 |
製造販売業者 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品 |
有効期間 | 2年間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | マイコバクテリウム・アビウム亜種アビウム4110-NIAH株が産生する皮内反応用抗原(PPD) | 0.76~1.32×50相対力価/乾燥抗原1バイアル(50頭分)中 |
包装単位 | 最終バルクを5ml容量のガラスバイアル瓶に1mlずつ充填し、凍結乾燥し、密栓する。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 豚の抗酸菌症の診断 |
用法用量 | 乾燥抗原に添付の溶解用衛5mlを加え、溶解して使用する。 >>注射方法 豚(60日齢以上)の注射予定部位の耳翼の皮膚の厚さを測定した後、0.1mlを皮内注射する。 >>判定 鳥型ツベルクリン(PPD)注射48~72時間後に、紅斑の大きさ(横径及び縦径)を測定する。 また、注射部位の耳翼の厚さを測定し、注射前の厚さとの差(以下、「腫脹差」という。)を算出する。 紅斑の大きさ〔(横径×縦径)/2〕が5㎜以上、又は腫脹差が3㎜以上のものを陽性とする。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) •本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 •本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 •本剤は獣医師の適正な指導の下で使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・外親又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。 ・使用時によく振り混ぜて均ーとすること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・直射日光又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気をつけること (使用者に対する注意) ・術者等のアレルギー反応には十分に注意すること。 ・誤って人に注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること。誤って注射された者は、必要があれば本使用説明書を持参し、受傷について医師の診察を受けること。 本診断液の成分の特徴 ____________________________________ 抗 原 アジュバント ____________________ 微生物名 人獣共通感染症の当否 微生物の生死 ____________________________________ マイコバクテリ 否 死 無 ウム・アビウム ____________________________________ 本剤は不活化されており感染性はない。 ・間封時に、アルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 ・乾燥抗原バイアル内は、真空になっており、破裂するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 (豚に対する注意) ①副反応 アレルギー反応には十分注意すること。副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ②相互作用 ツベルクリンに続いて使用する場合、その影響を受けて反応が弱くなるおそれがあるので、十分な間隔をおいて使用すること。 (取扱い上の注意) ・注射器具は、滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒した器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。 ・バイアルのゴム栓は消毒し、無菌的に取扱うこと。 ・注射部位は消毒し、注射時には注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。 ・注射器具(注射針)は原則として1頭ごとに取り替えること。 ・注射部位を厳守すること。 ・一度間封した診断液は速やかに使用すること。使い残りの診断液は雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 |
貯蔵方法 | 2~5℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |