メロキシリン注0.5%

2025/03/18

品名 メロキシリン注0.5%
一般的名称
承認年月日 1:2016/05/09
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 フジタ製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 神経系用薬
規制区分 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品
有効期間 36カ月間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 メロキシカム 5.0mg/本剤1mL
包装単位 容量規格

①ガラスバイアル
10mL、20mL、30mL、50mL、100mL
ガラスバイアルは、透明で日本薬局方の注射剤用ガラス容器試験法に適合する。
紙製箱 1~10本入り

②プラスチックボトル(ポロプロピレン製水性注射剤容器)
10mL、20mL、30mL、50mL、100mL
紙製箱 1、2、3、4、5、6、8、10本入り
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 犬:術中・術後の鎮痛

猫:術後の鎮痛
用法用量 犬:術前に体重1kg当たりメロキシカムとして0.2mg(製剤として0.04mL)を1回皮下投与する。

猫:術前に体重1kg当たりメロキシカムとして0.3mg(製剤として0.06mL)を1回皮下投与する。
使用上の注意 【基本的事項】

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・本剤は有効期間を設定してある動物用医薬品なので使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。

・本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。

・本剤は他の薬剤と混合して使用しないこと。

・注射器具は滅菌されたものを使用すること。

・注射針は必ず1頭ごとに取りかえること。

・本剤を分割投与する場合は、速やかに使用すること。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れ替えないこと。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。

・本剤が誤って使用者等の眼、鼻、口等に入ったときは、直ちに水で洗浄やうがい等を行い医師の診察を受けること。

(犬及び猫に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

【専門的事項】

①対象動物の使用制限等

・妊娠或いは授乳中の犬及び猫に対する安全性は確認されていないため、投与しないこと。

・本剤は、消化管に刺激性若しくは出血性の疾患が認められる犬及び猫、肝臓、心臓或いは腎臓の機能障害並びに出血性疾患が認められる犬及び猫、及び本剤に対し過敏症の犬及び猫には投与しないこと。

・本剤は腎臓に悪影響を及ぼす場合があるので、脱水症状、貧血或いは低血圧症の犬及び猫には投与しないこと。

②重要な基本的注意

・本剤は6週齢未満の幼若犬及び猫、或いは2kg未満の猫には極力投与を避けること。また、高齢で衰弱した犬及び猫には、健康状態について十分考慮した上で投与の適否を検討し、必要最低限の投与に留めること。

・腎毒性を有する可能性のある薬剤との併用は避けること。

・麻酔時には腎血流量の低下等のリスクが伴うため、必要に応じて補液等の処置を施すこと。

・猫ではメロキシカム又は他の非ステロイド系抗炎症剤(NSAID)を本剤に追加経口投与する場合の適切な用量は確立されていないため、猫へのメロキシカム又は他のNSAIDの追加経口投与はしないこと。

③副作用

・本剤の投与により、NSAID特有の食欲低下、嘔吐、下痢、潜血便、元気消失及び腎不全が極めて稀に見られることがある。消化管への副作用はほとんどの場合、一過性で投与を中止すれば消失するが、稀に重篤化することがある。

・極めて稀に本剤投与後にアナフィラキシー反応が認められる可能性がある。アナフィラキシー反応が認められた場合は適切な処置を行うこと。

④相互作用

・利尿剤、抗凝固剤、アミノグリコシド系抗生物質及び高い蛋白結合率を有する物質との併用は毒性作用がみられることがある。ステロイド系及び他の非ステロイド系抗炎症剤、アミノグリコシド系抗生物質或いは抗凝固剤と併用しないこと。抗炎症剤を前投与している場合、副作用の発現或いは増強が生じることがあるので、本剤の投与前に最低24時間は間隔を空けること。但し、前投与した薬剤の特性に基づき、この期間を適宜延長すること。

⑤過量投与

・本剤を誤って過量投与した場合には、適切な処置を施すこと。
貯蔵方法 室温保存
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰