ピペゲン錠

2025/03/18

品名 ピペゲン錠
一般的名称
承認年月日 1:1969/01/06 2:1990/10/25 3:2002/05/31 4:2012/01/23 5:2014/06/18
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 現代製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 内寄生虫駆除剤
規制区分
有効期間 3年間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 クエン酸ピペラジン 0.300g(ピペラジンハイドレートとして 0.239g)/1錠(0.5g)中
2 サントニン 0.020g/1錠0.5g
包装単位 包装規格:1箱 1錠0.5g×12錠入り
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 犬、猫:回虫、鉤虫(十二指腸虫を含む)の駆除
用法用量 体重2.5kg当たり下記の量を1回量として1日1~2回経口投与する。
犬、猫:クエン酸ピペラジン77.5~188mg、サントニン2.5~10mg
 (本剤1/2錠 クエン酸ピペラジン150mg、サントニン10mg)
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は劇薬に該当する成分が含まれているので、定められた用法・用量を厳守すること。

・使用前に添付文書等をよく読み、十分理解した上で使用すること。

(使用者に対する注意)

・回虫や鉤虫に感染している犬・猫のふん便中には、肉眼では見えない虫の卵がたくさん含まれており、そのまま放置するとやがて感染能力をもった成熟卵(幼虫を含む)になる。人や犬・猫への更なる感染を防ぐため、排泄されたふん便はすみやかに処理すること。

(犬及び猫に関する注意)

・連日の投与は行わず、再度駆虫を必要とする場合は10日以上の間隔をとること。

・他の駆虫薬とは同時に使用しないこと。

・てんかん等の痙攣性疾患や心臓・肝臓・腎臓の疾患がある場合、下痢など体調が優れない場合、特異体質、妊娠中、生後3ヶ月齢未満の場合には、本剤の使用を見合わせ、獣医師に相談すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・内容に異常を認めたものは使用しないこと。

・使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。

・直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しいところに保管すること。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・誤用の原因になったり品質が変わるのを防ぐため、他の容器に入れ替えないこと。

・使用済みの容器は地方公共団体条例などに従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って本剤を大量に飲み込んだ場合は、悪心・嘔吐・下痢・めまい・痙攣などの症状があらわれることがある。この様な症状があらわれた場合は直ちに医師の診察を受けること。

・直接または食事と一緒に与えること。

(犬及び猫に関する注意)

・使用しても症状の改善がみられない場合や異常がある場合は、獣医師に相談すること。

・本剤の使用により激しい副作用(下痢・嘔吐など)があらわれた場合は、使用を中止し、獣医師に相談すること。

(専門的事項)

1.相互作用

・本剤の投与により、フェノチアジン系トランキライザーの副作用が増強されることがある。
貯蔵方法 気密容器
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ベルギー、ドイツ、ルクセンブルグ、フランス
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰