オバノールGL
2025/03/18
品名 | オバノールGL |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2017/03/28 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | サンケミファ株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 治療を主目的としない医薬品 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | グルタラール | 400g(グルタルアルデヒトとして200g)/1000g中 |
包装単位 | 1、5、10、18、60、180L(高密度及び低密度ポリ製) |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 畜鶏舎及びその設備、種卵、養鶏用器具器材、手術解剖用器具器材等の消毒 |
用法用量 | 本剤を目的に応じ、水で希釈し使用する。 ① 一般細菌類、ウイルス類を対象に畜舎・鶏舎及びその設備に噴霧する場合:160~800倍希釈液を1㎡につき100~300mL直接噴霧する。 ② 一般細菌類、ウイルス類を対象に種卵、畜産養鶏器具器材の消毒に使用する場合:160~400倍希釈液に室温で1分間浸漬するか又は1㎡につき100~300mL直接噴霧する。 ③ 一般細菌類、ウイルス類、芽胞菌類を対象に、動物用の手術、解剖器具器材の消毒に使用する場合:8倍希釈液に室温で60分間浸漬する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・畜・鶏体へ直接噴霧はしないこと。 ・使用前に添付文書等をよく読み、十分理解した上で使用すること。 (使用者に対する注意) ・アレルギー体質等で刺激を感じた場合には直ちに使用を中止すること。 ・なるべく身体の露出部を少なくして薬液を浴びないようにすると共に、できるだけ吸い込まないように注意すること。 ・噴霧使用に際しては、必ず手袋、保護マスク(活性炭入りマスク)、メガネ等の保護具を使用し、直接触れたり吸入したりしないようにすること。 ・8倍希釈液の濃厚のものを取り扱う場合には、ゴム手袋を装着すること。また、皮膚に付着したときは、直ちに水で洗い流すこと。 ・作業終了後は、洗面、手洗を励行すること。 ・直接原液に手を触れないよう注意すること。希釈の際は、直接手でかき混ぜるようなことはしないこと。 ・20%原液の蒸気は、目、呼吸器等の粘膜を刺激するので、吸入又は接触しないように注意すること。 ・噴霧に際しては、皮膚、飲食物、飼料等に直接薬液がかからないようにすること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・畜・鶏舎及びその設備の消毒に用いる場合は、家畜・家禽の飼料、飼料箱、飲水、飲水器、搾乳機械、卵等はあらかじめ他へ移すかあるいは格納するなどの措置を施し、薬液が直接及び間接的にかからないようにすること。採卵後または給餌前に噴霧すること。 ・噴霧にあたっては、かけむらのないように十分噴霧すること。ただし、環境を汚染しないよう乱用を避けること。また噴霧液が河川、湖沼、海域、養殖池、井戸、地下水などを汚染する恐れのある場所、養蜂、蚕(桑)、水生生物等に被害を及ぼす恐れのある場所では使用しないこと。 ・小分けしたり、水で希釈するときは、食品用の容器等誤用の恐れのあるものを使用しないこと。 ・寒冷地では氷結することがある。このような場合、常温で放置して自然に溶かすこと。 ・噴霧に際しては、消毒する対象物に近づけて行うこと。 ・畜舎をできるだけ開放にし、換気を良くすること。また、風向きを確認し、風上側より噴霧すること。 ・噴霧作業は手際よく行うこと。 ・短時間で、作業を終了するようにすること。 ・食品、食器、飼料等と区別し、小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤は、直射日光、高温及び多湿を避けて保管すること。 ・本剤は劇薬である。使用後残った原液は、必ず保管場所にもどし、栓は確実に締め、かぎのかかるところに保管すること。 ・希釈や噴霧に用いた器材は、石けん水でよく洗い、特に噴霧器はよく手入れしておくこと。 ・使用済みの空容器等は、石けん水でよくすすぎ、特に子供の手に触れないように適切に処分するとともに他に転用しないこと。汚染した器材や洗浄液は、作業現場から持ち帰り、処分に当たっては地方公共団体条例等に従い処分すること。決して、河川、湖沼、下水道等の水系や地下水を汚染するおそれのある場所には処分しないこと。 ・漏洩した場合には、次のように処置すること。 ①薬液が漏洩した場合は、吸収性の媒体、例えば、砂、軽石、ボロ布、おがくず等に吸着させ、広がりを阻止して回収すること。 ②漏洩した薬液が井戸、池、河川等の水系に流入した場合は、直ちに警察または保健所に届け出ること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・万一、身体に異常を来した場合や誤って薬液を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。医師の診察を受ける際には、成分名(グルタルアルデヒド)、症状、被曝の状況等についてできるだけ詳細に医師に告げること。 ・誤って目に入った場合には直ちに水でよく洗い、医師の診察を受けること。 ・皮膚に付着すると発疹、発赤などの過敏症状を起こすことがある。 ・本剤の有効成分であるグルタルアルデヒドはin vitroにおける変異原性について複数の報告がある。 |
貯蔵方法 | 気密容器 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |