エクセーデS

2025/03/18

品名 エクセーデS
一般的名称
承認年月日 1:2017/03/29 2:2019/12/26 3:2024/06/13 4:2024/07/22
承認区分 医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 ゾエティス・ジャパン株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 24カ月間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 セフチオフル 100mg(力価)/本剤1mL中 セフェム系 第3世代セファロスポリン セフチオフル
包装単位 50mL(50mL×1ガラスバイアル入)箱包装

100mL(100mL×1ガラスバイアル入)箱包装
使用禁止期間 豚:食用に供するためにと殺する前14日間
休薬期間
効能効果 [有効菌種]

アクチノバチルス プルロニューモニエ、パスツレラ ムルトシダ、ヘモフィルス パラスイス、ストレプトコッカス スイス

[適応症]

豚:細菌性肺炎
用法用量 豚:体重1㎏当たりセフチオフルとして5.0mg(力価)を頚部筋肉内に単回投与する。
使用上の注意 <警告>

本剤は、承認された対象動物以外(鶏・種卵など)には使用しないこと(セフチオフルナトリウムの水性注射剤の種卵への投与により、細菌の薬剤耐性率上昇を招いたとの報告がある。)

(基本的事項)

1. 守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は、効能・効果において定められた適応症の治療にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた単回の投与であってもそれを反復する投与は避けること。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(取扱い及び廃棄に関する注意)

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光及び高温を避けること。

・開封後12週間以内に使用すること。

・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。

・皮膚炎等のアレルギー症状を起こすことがあるため、皮膚に付着した場合は直ちに洗い流すこと。特に、ペニシリン系及びセファロスポリン系薬剤に過敏症反応を示したことのある人は注意すること。

(豚に関する注意)

・体重40㎏を超える豚に投与する場合は、投与容量を分割して、1ヶ所への投与量を2mL以下にすること。

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

・本剤投与後、注射部位に硬結がみられることがある。

・本剤投与後、注射部位筋肉に変色等の軽度の組織反応がみられることがある。

(専門的事項)

①対象動物の使用制限等

・次の動物には投与しないこと。

-過去にペニシリン系及びセファロスポリン系薬剤に過敏症反応を示したことのある豚

②重要な基本的注意

・本剤は第一次選択薬が無効である症例に限り使用すること。

・本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、適応症の治療上必要な最小限の投与に止めること。

③副作用

・ペニシリン系及びセファロスポリン系薬剤は、まれに過敏症反応を起こすことが考えられるので、観察を十分に行い、症状が現れた場合は投与を中止し、適切な処置を行うこと。

④取扱い上の注意

・よく振り混ぜてから使用すること。
貯蔵方法 密封容器
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰
1 2023/02/09 WLD 混在 死亡