フルニキシン注5%「リケン」
2025/03/18
品名 | フルニキシン注5%「リケン」 |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2017/08/02 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | リケンベッツファーマ株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 神経系用薬 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | フルニキシンメグルミン | 83.0mg(フルニキシンとして50.0mg)/本品1mL中 |
包装単位 | 50mL、100mL 注射剤用ガラス容器 50mL、100mL プラスチック製水性注射剤容器 |
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使用禁止期間 | 牛:食用に供するためにと殺する前10日間又は食用に供するために搾乳する前60時間 馬:食用に供するためにと殺する前2日間 |
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休薬期間 | |
効能効果 | 牛:細菌性肺炎における解熱及び消炎、急性乳房炎における解熱 馬:運動器疾患に伴う炎症及び疼痛の緩和、疝痛時の鎮痛 |
用法用量 | 牛:1日1回体重1kg当たりフルニキシンとして2mgを静脈内に1~3日間投与する。 馬:1日1回体重1kg当たりフルニキシンとして1.0mgを静脈内に投与する。 |
使用上の注意 | 「基本的事項」 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能又は効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法及び用量を厳守すること。 ・ 本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は、使用しないこと。 ・変色が認められた場合には、使用しないこと。 ・注射器は滅菌された物を使用すること。 ・注射針は必ず1頭ごとに取りかえること。 ・他の注射剤と混合して使用しないこと。 ・本剤(バイアル)を分割使用する場合は、速やかに使用すること。 ・本剤は、有効期間が設定された動物用医薬品であるため、使用期限までに使用すること。 ・本剤の保管は、直射日光及び高温を避けること。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないよう注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 ・本剤が誤って使用者等の眼、鼻、口等に入ったときは、直ちに水で洗浄やうがいを行い医師の診察を受けること。 (馬及び牛に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 「専門的事項」 (対象動物の使用制限等) [馬] ・本剤は妊娠動物には投与しないこと。 [牛] ・交配目的の種雄牛には投与しないこと。 ・重度の肝臓、心臓及び腎臓障害がある場合には投与しないこと。 (重要な基本的注意) (すべての対象動物) ・本剤は対症療法であるため、診断を正確に行うと共に、適当な併用療法あるいは原疾患の根本的治療を行うこと。 ・本剤は必ず静脈内に使用し、注射時に注射針が血管内に確実に入っていることを確認して投与すること。 [馬] ・本剤を馬に反復投与する場合は、5日間を限度とすること。 ・本剤を変位疝の診断的治療に用いる場合は、症状の変化に注意し、診断の確定後は外科手術等の適切な処置を講ずること。 ・生後24時間以内の新生子馬では血中半減期が延長し、排泄量が減少する傾向が認められるとの報告があるので、新生子馬に投与する場合は、注意して経過観察を行うこと。 ・安全性試験における2倍量投与において、胃腺部に軽度ながら糜爛ないし潰瘍の発現が確認されているため、用法及び用量を厳守すること。 [牛] ・本剤は、細菌性肺炎及び急性乳房炎の対症療法剤であるため、診断を正確に行うとともに、それらの疾患に対する根本的治療あるいは適当な併用療法を行うこと。 ・実験動物(ラット)において分娩遅延、妊娠期間の延長が報告されているので、妊娠している動物に投与する場合は、投与の可否を含め慎重に判断すること。 ・消化管粘膜に病変(潰瘍あるいは内部寄生虫による消化管出血など)のある動物には用いないこと。 ・静脈注射する場合は、注射速度はできるだけ遅くすること。 (相互作用) ・ステロイド系、非ステロイド系を問わず、他の鎮痛剤と併用しないこと。 ・本剤は、血漿蛋白結合率が高い非ステロイド系抗炎症薬であり、蛋白結合率の高い他の薬剤と併用すると血漿中の蛋白との結合について競合し、本剤又は競合する薬剤の血漿中遊離型濃度が変化し、それぞれの薬剤の有効性又は安全性に影響するおそれあるので、併用する際は十分注意すること。 (副作用) [牛] ・静脈内投与後、まれにアナフィラキシー様反応をきたした事例が報告されている。 ・血尿及びときに血便が現れることがある。血尿あるいは血便が認められた時には投与を中止すること。 |
貯蔵方法 | 密封容器:注射剤用ガラス容器 気密容器:プラスチック製水性注射剤容器 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |