多機能Vトップ手術台 FT-828H

2025/03/18

品名 多機能Vトップ手術台 FT-828H
一般的名称 中・小動物用手術台及び治療台
承認年月日
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日 2017/10/17
再審査結果通知日
製造販売業者 株式会社エフアールエフジャパン
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 一般医療機器
有効期間 備考欄に記載
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 本製品は、体重120kgw以下の中・小動物用の手術に使用され、2分割されたシートプレートを傾けることにより、患畜を任意の位置に固定可能とし、高さ方向の位置を、電動式で700~1200mmの範囲で調整可能な移動型汎用手術台です。また、加温システムにより、動物の保温環境を指定の温度に保持する機能を持ちます。
用法用量
使用上の注意 1.重要な基本的注意

(1) 使用前に、必ず手術台トップを平らにし床と平行にすること。

(2) 許容患畜体重(患畜及びアクセサリーの合計)を120kgw以下で使用すること。

(3) 本装置に取り付けるアクセサリーは、所定の位置に取り付けること。

(4) 700mm~1200mmの手術台トップの高さ調整範囲で使用すること。

(5) 本装置のベース部には、何も置かないこと。

(6) アクセサリーの不十分な取り付けは、ゆるみの原因となり、障害の原因となる。弊社のアクセサリーのみ使用し、それらが正しく取り付けられていることを確認し、正しく使用すること。また、他社製のアクセサリーは、弊社が書面にて承認したアクセサリーのみ使用可能である。

(7) 操作時の無理な力、急激な操作の禁止

手術台を上下させる場合には、ゆっくりと安全に行うこと。本装置あるいは手術台トップの移動または調節時に、アクセサリー及び本装置及び手術台トップとの間で衝突する恐れがある。調節の手順を十分に監視し、衝突を避けること。操作時には、周囲の人やその他の機器に十分注意すること。事故・故障及び破損の原因になります。

(8) 本装置の調節時に、ケーブルを挟まない様、注意すること。

(9) クリーニング/消毒の前に、商用電源から電源プラグを抜くこと。

(10) 通電している部品に、液体がかからない様にすること。

(11) やむを得ずマルチタップや延長コードを使用する場合、施設管理者の管理の下、接続する機器の消費電力に留意し、十分な電力容量を確保すること。

(12) 使用前には、施設の電源コンセント、機器電源ケーブル及びプラグに汚れ、破損のないことを確認すること。

(13) 清掃時には、消毒剤の使用は最小限に留めること。本体の変形・破損の原因になります。使用する消毒剤の種類及び濃度によっては、表面を侵す場合があります。

(14) 本装置の開口部に、如何なる物体も落としたり、挿入したりしないこと。

2.電子機器の相互作用

(1) 併用禁忌

1) 本装置周辺で電気機器(例:携帯電話、ラジオ、MRT等)を使用した場合、本装置の機能に影響を及ぼす場合がある。本装置の機能に影響を及ぼす電気機器を、本装置周辺で使用しないこと。

2) 本装置付近でMRIを使用しないこと。

(2) 使用注意

1) 高周波機器、除細動器あるいは除細動モニター使用時に、機器やアクセサリーの金属部分の露出及び接触により、患畜熱傷の危険性がある。患畜を湿ったドレープや導電性パッドの上に寝かせている場合もまた危険性がある。患畜と金属部分の接触を避け、水分を含んだドレープなどの使用はしないこと。必ず各機器製造元の取扱説明書に従うこと。

3.移動時の注意

(1) 患畜輸送中、手術台トップ調整中或いは、患畜ポジション設定(特に傾斜機能使用時)中に患畜を安全に固定しない場合、コントロールできずに患畜が手術台トップから滑り落ちる恐れがある。

(2) 必ず患畜を安全に固定し、注意を怠らないこと。

(3) 何も挟み込み及び切断の危険にさらされない様に、常に注意すること。また、アクセサリーが周辺機器などへ衝突しない様にすること。

(4) 本装置の移動前に全ての障害物を取り除き、衝突を避けること。

4.その他の注意

(1) 同一の装置を衛生基準が異なる環境下で使用した場合、感染の危険性がある。取扱説明書の“部品等の清掃・交換“の項に記載の衛生に関するガイダンス及び指示に従って、本装置を使用すること。

(2) 病院内衛生基準及び洗剤及び消毒メーカーの使用方法を必ず遵守すること。

(3) 本装置が汚染されている場合がある。クリーニングおよび消毒の際は、必ずゴム手袋を着用すること。

(4) 著しい汚れは、本装置の消毒後に希望する滅菌状態に達していない可能性がある。消毒前に、著しい汚染や汚れを徹底的に洗浄し、乾燥させること。

(5) 製品の機械洗浄および機械消毒はしないこと。また、製品の洗浄および消毒には、柔らかい布またはナイロンブラシを使用すること。

(6) 洗剤及び消毒剤は、最低限必要な分だけ使用すること。

(7) クリーニングおよび消毒後には、必ず外観及び機能チェックを行うこと。

(8) 薬剤(例:塩化ナトリウム)が装置表面に残留した場合、本装置の表面損傷の危険性がある。必ず水で湿らせた布で薬剤を拭き取り、不織布で水分を拭き取り乾燥させること。

(9) 洗浄液をジョイントや隙間に直接つけないこと。また、高圧洗浄器は絶対に使用しないこと。

(10) 洗浄により製品の潤滑剤が流れ落ちる場合がある。潤滑剤の説明書に従い、洗浄後本装置に再度潤滑剤を塗布すること。

(11) 本手術台及びアクセサリーを廃棄する場合は、産業廃棄物となり、必ず地方自治体の条例・規則に従い、許可を得た産業廃棄物処分業者に廃棄を依頼すること。
貯蔵方法
備考 耐用期間:保守部品を交換した場合、5年間
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰