“京都微研„ILTワクチン
2025/03/18
品名 | “京都微研„ILTワクチン |
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一般的名称 | 鶏伝染性喉頭気管炎生ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:1987/10/31 2:1989/10/18 3:1991/02/07 4:2000/10/19 5:2003/08/12 6:2012/03/13 7:2021/12/16 8:2023/12/06 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 株式会社微生物化学研究所 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後2年3カ月間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | 発育鶏卵培養弱毒鶏伝染性喉頭気管炎ウイルスSPL株(シード) | 10(6.2)EID50以上/乾燥ワクチン1バイアル(500羽分)中 |
包装単位 | 乾燥ワクチン:500羽分:10mL容量のガラスバイアルに3mL、1,000羽分:20mL容量のバイアルに6mL、3,000羽分:100mL容量のガラスバイアルに18mLずつ分注し凍結乾燥。 減圧下でゴム栓で密栓する。 溶解用液:500羽分20mL容量のガラスバイアルに15mL、1,000羽分30mL容量のガラスバイアルに30mL、3,000羽分100mL容量のガラスバイアルに90mL。 ゴム栓で密栓後、121℃で20~40分間高圧蒸気滅菌する。 乾燥ワクチン及び溶解用液を1容器ずつ紙箱に収納。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 鶏伝染性喉頭気管炎の予防 |
用法用量 | 乾燥ワクチンを溶解用液で溶解し、1羽分(0.03mL)を14日齢以上の鶏に点眼接種する。 |
使用上の注意 | 【基本的事項】 1 守らなければならないこと [一般的注意] (1)本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 (2)本剤は効能又は効果において定められた目的にのみ使用すること。 (2)本剤は定められた用法及び用量を厳守すること。 [取扱い及び廃棄のための注意] (1)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (2)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (3)本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 (4)よく振り混ぜてから使用すること。 (5)一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 (6)小児の手の届かないところに保管すること。 (7)直射日光、加温又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。溶解用液は凍結すると破損することがある。 (8)使い残りのワクチン及び使用済みの容器は、消毒又は滅菌後に地方公共団体条例等に従い処分、若しくは感染性廃棄物として処分すること。 2 使用に際して気を付けること [使用者に対する注意] 本ワクチン成分の特徴 ________________________________________ 抗 原 アジュバント ______________________________ 微生物名 人獣共通感 微生物の 有無 種類 染症の当否 生・死 ________________________________________ 鶏伝染性喉頭 否 生 無 気管炎ウイルス ________________________________________ (1)作業時にはメガネ、マスク等を着用し、本ワクチンが眼、鼻、口等に入らないように注意すること。 (2)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので、注意すること。 (3)作業後は石けん等で手をよく洗うこと。 [鶏に関する注意] (1)接種後に一過性の呼吸器症状及び結膜の充血が認められる場合がある。 (2)本剤接種後、温度管理等に十分注意し、鶏に与えるストレスの軽減に努めること。 (3)副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 [取扱いに関する注意] (1)溶解は使用直前に行うこと。 (2)同一鶏舎内の鶏は同時に接種すること。 (3)24時間以内に消毒剤等を飲水投与した鶏群には接種しないこと。 (4)点眼に用いる器具は、適切な投薬器を使用すること。 (5)鶏を保定する手指を消毒して、鶏の眼を雑菌等で汚染させないようにすること。 (6)点眼する際には、点眼容器の先端部が鶏の眼に接触すると菌の二次汚染の原因になるので、接触しないようにすること。 (7)点眼接種は、1羽に1滴ずつ確実にワクチンを滴下し、1回まばたきするまで待って、鶏を放すこと。 (8)乾燥ワクチン容器内は、真空になっており破裂をするおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 【専門的事項】 1 対象動物の使用制限等 (1)鶏が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、接種の適否の判断を慎重に行うこと。 ・元気・食欲不振、発熱、異常呼吸音、下痢等の徴候のあるもの。 ・発育が悪く、明らかに栄養不良状態にあるもの。 ・病気の治療中又は治療後間がないもの。 ・他のワクチン投与、移動等によりストレスを受けているもの。 2 重要な基本的注意 (1)本剤とニューカッスル病生ワクチンを同時投与すると、ウイルス間の干渉作用により本剤の効果が抑制されるので、1週間以上の間隔をあけること。 3 その他の注意 (1)本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 2~10℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | ニュージーランド、オーストラリア |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |