小動物専用X線診断装置 VPX-1D

2025/03/18

品名 小動物専用X線診断装置 VPX-1D
一般的名称 中・小動物用エックス線透視診断装置
承認年月日 1:2019/07/08
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 アールテック株式会社
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 管理医療機器
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位 <型番>
VPX-1D F18
VPX-1D D12
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 患畜を透過したX線の蛍光作用を利用して患畜の画像情報を診療のために提供すること。
用法用量
使用上の注意 1.医用電気機器の使用上(安全及び危険防止)の注意事項

1) 熟練した者以外は機器を使用しないこと。

2) 機器を設置するときには、次の事項に注意すること。

(1) 水のかからない場所に設置すること。

(2) 気圧、温度、湿度、風通し、日光、ほこり、塩分・イオウ分などを含んだ空気などにより悪影響の生ずるおそれのない場所に設置すること。

(3) 傾斜、振動、衝撃(運般時を含む)など安定状態に注意すること。

(4) 化学薬品の保管場所やガスの発生する場所に設置しないこと。

(5) 電源の周波数と電圧及び許容電流値(又は消費電力)に注意すること。

(6) アースを正しく接続すること。

3) 機器を使用する前には次の事項に注意すること。

(1) 機器が正確に作動することを確認すること。

(2) アースが完全に接続されていることを確認すること。

(3) すべてのコードの接続が正確でかつ完全であることを確認すること。

(4) 機器の併用は正確な診断を誤らせたり、危険をおこすおそれがあるので、十分注意すること。

4) 機器の使用中は次の事項に注意すること。

(1) 診断・治療に必要な時間・量をこえないように注意すること。

(2) 機器全般及び患畜に異常のないことを絶えず監視すること。

(3) 機器及び患畜に異常が発見された場合には、患畜に安全な状態で機器の作動を止めるなど適切な措置を講ずること。

5) 機器の使用後は次の事項に注意すること。

(1) 定められた手順により操作スイッチ、ダイヤルなどを使用前の状態に戻したのち、電源を切ること。

(2) コード類のとりはずしに際してはコードを持って引抜くなど無理な力をかけないこと。
(3) 保管場所については次の事項に注意すること。

I 水のかからない場所に保管すること。

Ⅱ 気圧、温度、湿度、風通し、日光、ほこり、塩分・イオウ分を含んだ空気などにより悪影響の生ずるおそれのない場所に保管すること。

Ⅲ 傾斜、振動、衝撃(運搬時を含む。)など安定状態に注意すること。

IV 化学薬品の保管場所やガスの発生する場所に保管しないこと。

(4) 附属品、コード、導子などは清浄にしたのち、整理してまとめておくこと。

(5) 機器は次回の使用に支障のないよう必ず清浄にしておくこと。

6) 故障したときは勝手にいじらず適切な表示を行ない、修理は専門家にまかせること。

7) 機器は改造しないこと。

8) その他

取扱説明書に従い、正しい操作をすること。

2.医用電気機器への電波の影響を防止するための携帯電話等の使用に関する注意事項

医用電気機器は、電波によって思わぬ誤動作をする可能性があります。医用電気機器を設置した部屋(または建物内)で携帯電話やトランシーバ、ラジコンのおもちゃなど電波を発生する機器を使用しないように、また持ち込まれた場合は、これらの機器電源を直ちに切っていただきますように、管理ならびにご指導をお願いいたします。

3.安全上のご注意

1) この装置は防爆形ではありません。装置の近くで、麻酔ガスのような可燃性ガス、およびエタノールのような引火性液体を絶対に使用しないで下さい。爆発事故や火災発生の恐れがあります。

2) 当社指定のサービスエンジニア以外による点検・修理は行わないで下さい。火災又は人身事故につながる恐れがあります。

3) 修理が完了するまで装置の使用を禁止するよう表示して下さい。火災又は人身事故につながる恐れがあります。

4) カセッテトレイを操作するときは、カセッテトレイの取手を持って操作して下さい。手をはさむ恐れがあります。

5) 天板をスライドさせる時に、天板の内側に手を入れないで下さい。手をはさむ恐れがあります。

6) 天板の上に乗らないで下さい。転倒、破損の恐れがあります。(最大許容加重は50kgfです。)

7) 天板の樹脂部及び取手をもって、撮影台を持ち上げないで下さい。樹脂部及び取手が破損する恐れがあります。

8) シンナー等の有機溶剤は絶対に使用しないで下さい。変色、変質の恐れがあります。

9) 装置に消毒剤をかけたり、噴霧しないで下さい。装置の内部に消毒剤が入ると、故障や事故の原因となります。

4.使用上の注意事項

1) 標準構成以外の物品を使用して撮影した場合、写真に悪影響を及ぼす恐れがあります。

2) 本装置に接続する外部機器は、接続テストをしたものを使用して下さい。指定された機器以外を接続した場合、所定の性能を満足しない恐れがあります。指定機器以外は接続しないで下さい。

3) 装置が故障した時は電源を切り、「使用禁止」等の適切な表示を行い、修理を当社営業所、お買い求めの代理店または最寄りのサービスステーションにご連絡下さい。

4) 電源のコンセントは、接地端子付2Pコンセントをご使用下さい。

5) この装置は、十分X線遮蔽された場所で使用して下さい。

6) 使用に際しては保定者(被検動物を保持、押さえる人)、及び診療に従事する方々等が被曝しないように十分注意し、必要に応じて含鉛前掛、含鉛手袋などのX線防護具を着用して下さい。

7) 装置を改造しないで下さい。改造された装置については、安全,装置の性能等について保証できません。改造内容によっては、法規,規格から外れる場合もあります。

8) 装置を廃棄する場合は、「廃棄物処理に関する法律」に従い適切に処理して下さい。

5.保守・点検に係る事項

1) 使用者による保守点検事項

「始業点検」と「終業点検」はお客様の責任のもとに、確実に行ってください。詳細は取扱説明書をご参照下さい。

2) 業者による保守点検事項

製品の安全性・性能を維持するために、一年間を超えない一定期間ごとに定期点検が必要です。点検実施にあたっては、専門技術が必要なため、当社指定の最寄りのサービスセンタに問合せください。定期点検の内容につきましては、取扱説明書をご参照下さい。

3) 定期交換部品

定期交換部品の交換作業には専門技術が必要ですので、当社指定の最寄りのサービスセンタにご連絡ください。定期交換部品につきましては取扱説明書をご参照下さい。
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰