チモバール
2025/03/18
品名 | チモバール |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2019/08/19 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | 1:2021/11/01 |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | アリスタライフサイエンス株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 防虫剤・殺虫剤 |
規制区分 | 使用基準が定められた医薬品 |
有効期間 | 48カ月間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | チモール | 15.0g/ウエハース小板1枚中 |
包装単位 | 10群用:ウエハース小板5枚×4=20枚(5枚1袋×4枚) 50群用:ウエハース小板5枚×20=100枚(5枚1袋×20枚) |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | みつばち:みつばち寄生ダニ(ミチバチヘギイタダニ)の駆除。 |
用法用量 | 本剤は、3~4週間の投与を2回繰り返すこと。初回投与3~4週間後に本剤を取り除き、新しいウエハース小板を2回目として3~4週間投与すること。投与にあたっては以下に従うこと。 ・本剤は、標準巣箱(巣板8~9枚)1箱あたり、ウエハース小板1枚を投与すること。ウエハース小板は半分に割り、蜂児圏を挟んで対角線上に設置すること。 ・投与に当たって、有蓋または蓋のない蜂児圏の近くに置き、巣板の上に設置すること(蜂児圏から4㎝程度の距離が最適。蜂児圏の真上及び4㎝未満の位置は、高温になり、蒸散速度が速まる可能性があることから避けること。)。 ・ウエハース小板と上蓋の間を5mm空け、巣箱を閉めること。 ・投与期間終了後は、必ず巣箱から取り去ること。 ・可能であればみつばちに給餌を行い、給餌終了後に本剤を投与すること(給餌中に投与すると、餌の摂取が悪くなるため)。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) •本剤は獣医師の指導の下で使用すること。 •本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 •本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 •本剤の使用に当たっては、定められた期間投与後には、必ず巣箱から取り去り、連続した3回目以降の投与は行わないこと。 •本剤は、外気温が1日をとおして15~30℃となる期間において投与すること。 •投与期間中に外気温が30℃を超えた場合は、本剤の投与を中止すること。 •本剤は、はちみつの風味に投与後21日間は影響を与える可能性がある。 •本剤は、はちみつの風味に影響を与える可能性があることから、処置後に採蜜する場合は、必要に応じて掃除蜜すること。 •本剤を使用した蜂群のローヤルゼリー、プロポリス並びに蜂体は食用に供さないこと。 •使用前に添付文書等をよく読み、十分理解した上で使用すること。 •本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (使用者に対する注意) •本剤の使用時にはゴム手袋を使用すること。 •使用後は手を洗うこと。又、皮膚に付着した場合は直ちに石鹸等で良く洗うこと。 (みつばちに関する注意) •本剤の投与前に本剤の効能又は効果であるミツバチヘギイタダニの寄生が認められることを確認し、これ以外の異常が認められる場合は投与しないこと。 •摂餌量が減少する可能性があるため砂糖の給餌器の近くにウエハース小板を置かないこと。1回目の投与時に給餌器と本剤を設置して蜂児の成育が止まり始めた場合は、1回目の投与開始3週間後にウエハース小板を取り除き、給餌終了後に2回目の投与を開始すること。 •高い気温等何らかの原因で巣箱内の有効成分が高濃度になった場合には蜂群が忌避的行動をとり、女王蜂の消失を伴う場合がある。これを避けるため、蜂群の忌避行動の有無を観察して、巣箱内の温度上昇を防ぐ処置をすること。 •本剤を設置する巣箱内上部の温度は、外気温の上昇に伴って変動し、巣箱内の有効成分濃度が高くなる可能性がある。このため、外気温が高い場合は、蜂群の忌避行動の有無を観察して、巣箱内の温度上昇を防ぐ処置をすること。 •巣門を閉めることにより巣箱内の温度が通常より高くなることから、転飼養蜂等により巣門を閉めて巣箱を移動する場合には、本剤は使用しないこと。 •本剤の安全性試験における3倍量投与群において、女王蜂の忌避行動による女王蜂消失が認められたため、高濃度の投与は行わないこと。 (取扱い及び廃棄のための注意) •小児の手の届かないところに保管すること。 •本剤の保管は直射日光、高温、多湿及び霜を避けること。 •開封後は直ちに使用し、保存しないこと。 •本剤の冷蔵庫・冷凍庫での保管は避けること。 •使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い速やかに処分すること。 •本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い速やかに処分すること。 (専門的事項) ①相互作用 •本剤をフルバリネートと併用すると、LD50 (半数致死量)が有意に低下するという相乗作用が報告されているので、併用はしないこと。 |
貯蔵方法 | 室温、気密容器 冷蔵、凍結、霜及び直射日光を避け30℃以下に保存する。 |
備考 | ・承継(R3.11.1付):アリスタヘルスアンドニュートリションサイエンス株式会社→アリスタライフサイエンス株式会社 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |