アビテクト MG
2025/03/18
品名 | アビテクト MG |
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一般的名称 | マイコプラズマ・ガリセプチカム感染症生ワクチン(シード) |
承認年月日 | 1:2019/08/13 2:2020/04/24 3:2020/11/04 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | KMバイオロジクス株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | 製造後3年間 |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | マイコプラズマ・ガリセプチカムC101株(シード) | 10(8)個以上/乾燥ワクチン 1バイアル(1,000羽分)中 |
包装単位 | 乾燥ワクチン 20mLガラスバイアルに8mLずつ充填し、凍結乾燥して密栓。1本ずつ紙箱に収納。5本又は10本ずつを紙箱に収納する場合もある。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | マイコプラズマ・ガリセプチカム感染に伴う産卵率低下の予防 |
用法用量 | 乾燥ワクチンを日局生理食塩液30mLで溶解し、1羽分0.03mLを4週齢以上の鶏に点眼投与する。又は、乾燥ワクチンを日局生理食塩液30mLで溶解したものを精製水又は飲用水で10~20倍に希釈し、粒子径約50μmに調整して4週齢以上の鶏に噴霧投与する。 |
使用上の注意 | (基本的事項) 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は効能又は効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法及び用量を厳守すること。 (使用者に対する注意) ・事故防止のため、作業時には防護メガネ、マスク、手袋等を着用すること。 ・作業後は、石けん等で手をよく洗うこと。 (鶏に関する注意) ・鶏が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、投与の適否の判断を慎重に行うこと。 ・元気・食欲不振、発熱、異常呼吸音、下痢、重度の皮膚疾患など臨床異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。 ・明らかな栄養障害があるもの。 ・他のワクチン投与や移動などによりストレスを受けているもの。 ・本剤のワクチン株は薬剤の影響を受けやすいので、本剤投与前5日間から投与後5日間はワクチン株に影響を及ぼすような薬剤の投与又は飼料への添加を避けること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・直射日光、加温又は凍結は、本剤の品質に影響を与えるので避けること。 ・使い残りのワクチン及び使用済みの容器は、消毒又は滅菌後に地方公共団体条例等に従い処分、若しくは感染性廃棄物として処分すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・誤ってワクチンが眼、鼻、口等に入った場合は洗浄水で洗い、必要があれば本使用説明書を持参し、医師の診察を受けること。 本ワクチンの成分の特徴 __________________________________________ 微生物名 抗 原 アジュバント _______________________________ 人獣共通感 微生物 有無 種類 染症の当否 の生死 __________________________________________ マイコプラズマ 否 生 無 - ・ガリセプチカム __________________________________________ ・乾燥ワクチン瓶内は、真空になっており破裂をするおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 ・開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 (鶏に関する注意) ・本剤の投与後は温度管理等に十分注意し、鶏に与えるストレスの軽減を図ること。 ・副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 (取扱い上の注意) ・本剤の調製時には、清潔な用具を使用し、各々の投与法に定められた方法に準じて均一なワクチン溶液とし、雑菌などを混入させないこと。 ・溶解は使用直前に行い、溶解後は速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。 ・よく振り混ぜて均一とし、使用すること。 ・投与対象鶏群には、全部の鶏に均等に投与すること。 ・本剤の投与方法には、点眼投与法及び噴霧投与法があるので各投与法の注意事項を守って正しく使用すること。 点眼投与する場合 ①本剤の溶解及び投与は直射日光を避けて、涼しい場所で行うこと。 ②乾燥ワクチンに、日局生理食塩液30mLを加え、よく振り混ぜて内容物を残さないように完全に溶解すること。 ③点眼に用いる器具は、日生研点眼点鼻容器を使用すること。 ④本剤を投与する際には、鶏を保定する手指を消毒し、鶏の眼に触れないこと。点眼器の先端部が、鶏の眼瞼に接触すると、菌の二次感染の原因となるので注意すること。 ⑤点眼時には、1羽当たり1滴(0.03mL)ずつ確実に点眼し、ワクチン液が鶏の眼に完全に吸収されたことを確認してから鶏を放すこと。 ⑥投与の際には、ときどき容器ごとよく振り混ぜて均一にすること。 噴霧投与する場合 ①実施前には、必ず噴霧器の噴射孔の調節目盛等で粒子の大きさが調節されていることを確認すること。 ②乾燥ワクチンに、日局生理食塩液30mLを加え、よく振り混ぜて内容物を残さないように完全に溶解すること。次に、精製水又は飲用水で更に10~20倍希釈し、噴霧投与すること。 ③ワクチンの調製に用いる飲用水は、清水、井戸水などを用いること。やむを得ず水道水を使用する場合には、煮沸、汲み置き(一夜放置)、チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)0.01~0.02%又はスキムミルク0.1~0.2%等を添加することにより残留塩素を除去した後、使用すること。 ④噴霧投与する際には、噴霧粒子が空中に浮遊する間はなるべく鶏舎内の空気の流れを止めて、鶏舎外への流出を防ぐこと。ただし、夏期には舎内温度が過度に上昇しないように注意すること。 ⑤長時間にわたる噴霧は、噴射口の温度が上昇し、効力低下を招くので注意すること。 ⑥噴霧後10~15分間は鶏舎を開放しないこと。 (専門的事項) ①警告 本剤の投与前には健康状態について確認し、重大な異常(重篤な疾病)を認めた場合は投与しないこと。 ②相互作用 マイコプラズマ・ガリセプチカム生ワクチンと他の呼吸器病(鶏伝染性気管支炎等)に対する生ワクチンを同時に投与した場合、軽度の呼吸器病変を呈する場合があるため、投与前後2週間以上の間隔をあけること。 ③その他注意 本剤はシードロットシステムにより製造され、国家検定を受ける必要のないワクチンであるため、容器又は被包に「国家検定合格」と表示されていない。 |
貯蔵方法 | 10℃以下 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質有り |
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反芻動物由来物質原産国名 | ニュージーランド、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |