動物用ポビドンヨード2%「KS」

2025/04/04

品名 動物用ポビドンヨード2%「KS」
一般的名称
承認年月日 1:2020/01/15 2:2021/10/29 3:2025/03/17
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2020/05/12
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 共立製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 繁殖用薬
規制区分
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
1 ポビドンヨード 2g(有効ヨウ素として0.2g)/100mL中
包装単位 500mL又は2Lのビン
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 Ⅰ 畜産領域

乳頭の消毒

Ⅱ 家畜診療領域

  1.細菌、糸状菌による皮膚感染症、外傷、手術部位の消毒

  2.牛 : カタル性・化膿性子宮内膜炎、鈍性発情
用法用量 Ⅰ 畜産領域 

乳頭 : 搾乳後、ポビドンヨードとして2%(有効ヨウ素濃度0.2%)となる水溶液を適量乳頭に塗布又は噴霧する。

Ⅱ 家畜診療領域 

1.皮膚患部、手術部位
  ポビドンヨードとして2%(有効ヨウ素濃度0.2%)となる水溶液を適量患部又は手術部位
  に塗布又は噴霧する。 

2.通常1回一頭当たりポビドンヨードとして2%(有効ヨウ素濃度0.2%)となる水溶液50mL
  を牛の子宮内に注入する。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

(対象動物等に関する注意)

・搾乳直前の乳房・乳頭の消毒を避けること。

・手術部位等の消毒に使用し、包帯をする場合は、通気性を十分考慮すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・他の殺虫剤や消毒剤と混用しないこと。

・希釈液は、使用の都度調製すること。

・希釈液を調製する場合は、次のことに注意すること。

①原液は、油脂や他の薬品類と直接接触させないこと。

②鉄、亜鉛、ブリキ等の金属器具を腐食させることがあるので、プラスチック製又はステンレス製の容器等で調製すること。

③調製に使用する容器は、予め十分に水洗しておくこと。

・食品と区別し、小児の手の届かない暗所に保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・使用済みの容器は地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・本剤が眼に直接入らないように注意すること。万一、眼に入った場合には、多量の水道水で洗った後、眼に異常が感じられる場合には、医師の診察を受けること。

・万一、誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・発赤、掻痒感等の過敏症状が現われた場合には、直ちに使用を中止すること。

(取扱い上の注意)

・本剤が、眼、飲食物、飼料、被服、小児のおもちゃ等に直接かからないように注意すること。万一、眼に付着した場合には、水でよく洗うこと。

(専門的事項)

その他の注意

・黄体前期~黄体後期に本剤を注入した場合、注入後8日前後に発情する傾向があるので、治療の予定に注意すること。
なお、このときの発情で授精してさしつかえない。その後は正常周期に復する。

貯蔵方法 気密容器
備考 ・承継(R2.5.12付)岩城製薬株式会社→共立製薬株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰