エコポークシガ

2025/03/18

品名 エコポークシガ
一般的名称
承認年月日 1:2020/07/30 2:2024/03/01
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2022/04/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 明治アニマルヘルス株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 生物学的製剤
規制区分 劇薬, 指定医薬品, 要指示医薬品
有効期間 製造後36カ月間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 組換え大腸菌221/001株で産生される無毒変異型志賀毒素(Stx2e)(シード) 3.2×10(8)ELISA単位以上/本品100mL中
包装単位 100mL容量のプラスチック容器に成分及び分量の規定量となる分量ずつ分注し密栓、紙箱に収納する。
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 浮腫病による死亡率の低減及び臨床症状の軽減

用法用量 生後4日齢以上の豚に1回1mLを頚部筋肉内に投与する。
使用上の注意 (基本的事項)

1. 守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。

(使用者に対する注意)

・事故防止のため、作業時には防護メガネ、マスク、手袋等を着用すること。

・作業後は、石けん等で手をよく洗うこと。

(豚に関する注意)

・本剤の投与前には健康状態について検査し、重大な異常を認めた場合は投与しないこと。

・豚が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質等を考慮し、投与の適否の判断を慎重に行うこと。

 ・発熱、下痢、重度の皮膚疾患など臨床症状が認められるもの。

 ・疾病の治療を継続中のもの又は治癒後間がないもの。

 ・明らかな栄養障害があるもの。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・本剤には他の薬剤(ワクチン)を加えて使用しないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・直射日光又は凍結は品質に影響を与えるので、避けること。

・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。薬剤により消毒をした器具又は他の薬剤に使用した器具は使用しないこと(ガス滅菌によるものを除く。)。なお、乾熱、高圧蒸気滅菌又は煮沸消毒等を行った場合は、室温まで冷えたものを使用すること。

・ワクチン容器のゴム栓は消毒し、無菌的に取り扱うこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って人に注射した場合は、患部の消毒等適切な処置をとること。誤って注射された者は、必要があれば本使用説明書を持参し、受傷について医師の診察を受けること。

本ワクチン成分の特徴                 
________________________________________
微生物名           抗   原       アジュバント       
          ______________________________
           人獣共通感   微生物    有無   種類       
           染症の当否   の生死                  
________________________________________
組換え大腸菌                                  
221/00                         水酸化      
1株で産生さ       -      -     有    アルミ      
れる無毒変異                         ニウム      
型志賀毒素(Stx2e)                      ゲル       
________________________________________

本ワクチンの抗原は感染性はない。

・開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。

(豚に関する注意)

・注射部位は消毒し、注射時には注射針が血管に入っていないことを確認してから注射すること。

・本剤の投与後、激しい運動は避けること。

・本剤投与後、投与部位に腫脹、硬結等が認められる場合がある。

・副反応が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(取扱いに関する注意)

・注射器具(注射針)は(原則として)1頭ごとに取り替えること。

・一度開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは雑菌の混入や効力低下のおそれがあるので、使用しないこと。

・使用時よく振り混ぜて均一とすること。

(専門的事項)

①対象動物の使用制限等

・本剤は妊娠豚に対する安全性は試験していないので、妊娠豚には投与しないこと。


貯蔵方法 2~8℃
備考 ・承継(R4.4.1付):Meiji Seika ファルマ株式会社→明治アニマルヘルス株式会社

反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰
1 2021/09/13 LWD 混在
2 2021/12/08 LWD 混在 進行中
3 2023/12/01 LWD、LW 混在 死亡