ティアレ 動物用多目的チューブ

2025/03/18

品名 ティアレ 動物用多目的チューブ
一般的名称 単回使用吸引嘴管並びに体内留置用チューブ及びカテーテル
承認年月日
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日 2022/12/21
再審査結果通知日
製造販売業者 クリエートメディック株式会社
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 一般医療機器
有効期間 備考欄に記載
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 ・経鼻的又は経口的に胃内又は食道内に挿管留置し、吸引、排液、排気、洗浄、異物除去等に用いる。

・胃内への栄養剤注入に用いる。

・尿道経由で膀胱に挿管又は留置し、導尿に用いる。

・胸腔内に挿管し、膿性分泌物及び胸水の吸引、排液、胸腔内の洗浄を行う。
用法用量
使用上の注意 〈使用方法等に関連する使用上の注意〉

①気管壁の損傷並びに気管・肺への誤挿入及び誤留置に注意すること。カテーテル挿入時に抵抗が感じられる場合、又は患畜が咳き込む場合は、肺への誤挿入の恐れがあるため無理に挿入せずに、一旦抜いてから挿入すること。

[肺等の器官損傷又は肺への栄養剤等の注入により、肺機能障害を引き起こす恐れがある。]

②カテーテル挿入時及び留置中においては、カテーテル先端が正しい位置に到達しているかをX線透視、胃液の吸引、気泡音の聴取又はデプスマーク位置の確認等複数の方法により確認すること。

③ファネルに栄養ライン等を接続する際は、栄養ライン等をコネクターに沿ってまっすぐ接続すること。また使用中は接続部の漏れや緩みがないか適宜確認し、確実に接続された状態で使用すること。

④カテーテルを皮膚へ縫合固定しないこと。

⑤絆創膏等を用いてカテーテルを固定した場合、固定を外す際は、ゆっくりと丁寧に剥がすこと。

[細径のカテーテルに対して、粘着力の強い絆創膏等を用いた場合、剥がすときにカテーテルに過度な負荷がかかり、カテーテルが切断する恐れがある。]

⑥留置する場合には、患畜の容態及びカテーテルの状態を常に管理すること。

[カテーテルが破損、逸脱する恐れがある。]

⑦本品は、吸引及び胃内への栄養剤注入に使用することができるが、同一のチューブを使用して吸引と栄養補給の両処置を行わないこと。

[感染及び気管内異物侵入の恐れがあるため。]

⑧吸引に使用する場合、チューブを経鼻挿入する際には、鼻腔及び気管の粘膜を傷つけないように注意すること。また、それ以外の部位に挿入する場合でも、組織又は粘膜を傷つけないよう注意すること。

⑨顕著な胸水貯留のある症例には使用しないこと。

⑩肺からのエアーリークが著しい症例には使用しないこと。

⑪重篤な出血傾向の症例には使用しないこと。

〈重要な基本的注意〉

①カテーテル留置中はカテーテルの留置状態を適切に管理すること。必要に応じてカテーテルの留置状態を確認すること。

[カテーテルの折れ、曲がり、捻れ、又は尿成分及び結石等により、カテーテル内腔が閉塞する場合がある。]

②脂溶性の医薬品又は薬液等ではポリ塩化ビニルの可塑剤であるフタル酸ジ(2-エチルヘキシル)が溶出する恐れがあるので、注意すること。

[本品はポリ塩化ビニルを使用している。]

③本品を挿入する際は、粘膜等を傷つけないよう、患畜の状態を観察しながら慎重に行うこと。

④栄養投与の前後は、必ず微温湯によりフラッシュ操作を行うこと。

[栄養剤等の残渣の蓄積によるチューブ詰まりを未然に防ぐ必要があるため。]

⑤ファネルヘの接続は確実に行い、漏れがないか定期的に確認すること。

⑥ファネルヘの着脱の際、チューブ部を引っ張って外さないこと。

⑦キャップを閉める際は、キャップの外れや漏れが起こらぬよう確実に行うこと。

⑧使用中は栄養ラインに閉塞等がないか定期的に確認すること。

⑨チューブを鉗子等の硬いもので挟まないこと。

[カテーテルの切断、ルーメンの閉塞を引き起こす恐れがある。]

⑩患畜が噛み切るおそれがあるため、口腔挿入の際は注意すること。

⑪経鼻挿管したチューブが口腔内に滞留すると、患畜が噛み切るおそれがある。定期的に口腔内を観察し、滞留のないよう処置すること。

⑫本品が劣化するおそれがあるため、レモン油を含む栄養剤は使用しないこと。

⑬チューブが閉塞した場合は、詰まりを解消する操作は行わず、チューブを抜去すること。

⑭チューブ抜去時には、チューブ先端まで確実に抜かれていることを確認すること。

⑮本品を長期間使用した場合、チューブの硬化により抜去できなくなるおそれがある。本品の交換は一週間を目安に獣医師の判断のもと慎重に抜去すること。

⑯使用後は、医療廃棄物として適切に処理・廃棄すること。

⑰本品を使用する前に、各部に異常がないか確認すること。

⑱万一、包装が破損している場合や製品に破損等の異常が認められる場合は使用しないこと。

⑲使用にあたっては、無理に引っ張ったり折ったりせず、注意深く丁寧に取り扱うこと。

⑳無理な挿入をせず、挿入困難な場合は使用を中止し、適切な処置を行うこと。

[組織をを損傷させる恐れがある。]

㉑無理な挿入及び抜去をせず、十分に注意して操作すること。

[組織をを損傷させる恐れがある。]

[製品に破損等が起こる恐れがある。]

㉒異常が認められた時は、速やかに使用を中止し、適切な処置を行うこと。



貯蔵方法
備考 有効期間:滅菌から5年間
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰