ティアレ 極細フォーリーカテーテル 

2025/03/18

品名 ティアレ 極細フォーリーカテーテル 
一般的名称 単回使用泌尿器用チューブ及びカテーテル
承認年月日
承認区分 医療機器
承継年月日
届出年月日 2024/04/16
再審査結果通知日
製造販売業者 クリエートメディック株式会社
選任製造販売業者
製剤区分
規制区分 一般医療機器
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量
包装単位 3.5Fr
使用禁止期間
休薬期間
効能効果 短期的使用を目的として膀胱に留置する柔軟なチューブをいう。本品には膨張性バルーンが遠位端に付いている。導尿に使用される。
用法用量
使用上の注意 〈使用注意〉(次の患畜には慎重に適用すること)

①尿道に狭窄のある症例には、適用可能かを事前に確認すること。

[組織、尿道粘膜の損傷の恐れがある]

〈重要な基本的注意〉

①使用前にスタイレットが側孔よりカテーテル先端側に位置していることを確認すること。

[スタイレットが側孔から突出し、尿道粘膜を損傷させる恐れがある。]

②カテーテル留置中はカテーテルの留置状態を適切に管理すること。必要に応じてX線透視等によりカテーテルの留置状態を確認すること。

[カテーテルの折れ、曲がり、捻れ、又は尿成分及び結石等により、カテーテル内腔が閉塞する場合がある。]

[結石によりバルーンがバーストしたり、自然リークによりバルーンが収縮する場合がある。]

[カテーテル先端部が膀胱壁に接触することにより、潰瘍化、穿孔等の恐れがある。]

③1日に1度を目安にバルーン内の滅菌蒸留水をすべて抜き、再度規定容量の滅菌蒸留水を注入すること。

④バルーン内の滅菌蒸留水を交換する際は、追加注入せずに一旦すべて抜いてから、再度バルーン容量の滅菌留水を注入すること。

⑤本品を鉗子等で強く掴まないこと。

[カテーテルの切断、ルーメンの閉塞、バルーンの破損を引き起こす恐れがある。]

⑥本品のバルブ内部には金属を使用している。従って、MRI(磁気共鳴画像診断装置)による検査を行う場合は、画像にアーチファクトの発生や、局所高周波加熱が生じる可能性があるため注意すること。

〈スタイレットの使用〉

カテーテルチューブにはスタイレットが装着されている。

①カテーテルが折れたり、屈曲したものを伸ばして使用しないこと。

[スタイレットが抜去時に切れる恐れがある。]

②挿入の際は、スタイレットが常にカテーテルの先端まで装着されていることを確認すること。

[スタイレットが側孔から突出し、尿道粘膜を損傷させる恐れがある]

③スタイレットは親水性なので、表面を濡らした状態にしてから使用すること。

[表面が濡れていないと潤滑性が保てない。]

〈不具合・有害事象〉

その他の不具合

①バルーンのバースト。

[下記のような原因によるバースト。]

・挿入時の取扱いによる傷(ピンセット、鉗子、はさみ、メス、その他の器具での損傷)。

・注入量の過多(規定容量以上の注入)。

・バルーン拡張に誤った物質の注入(生理食塩液や造影剤等成分の凝固が起こりやすい物質)。

・患畜の結石による傷。

・自己(事故)抜去等の製品への急激な負荷。

・結晶化した尿のバルーンへの付着。

・その他上記事象等が要因となる複合的な原因。

・スタイレットの滑性が無い状態での、無理な引き抜き。

②カテーテルの閉塞。

[カテーテル内腔が尿成分の付着や血塊等により、閉塞することがある。]

③カテーテルの抜去不能。

[バルーン拡張に生理食塩液や造影剤を用いると、成分の凝固に伴いバルーンルーメンが閉塞し、抜水ができなくなる恐れがある。]

④カテーテルの切断。

[下記のような原因による切断]

・ピンセット、鉗子、はさみ、メス、その他の器具での損傷。

・患畜の結石による傷。

・自己(事故)抜去等の製品への急激な負荷。

・絆膏等を急激に剥がした場合に製品にかかる過度な負荷。

・その他上記事象等が要因となる複合的な原因。

⑤スタイレットの折れ、曲がり、損傷、切断。

[下記のような原因により折れ、曲がり、損傷、切断の恐れがある。]

・無理な挿入、抜去、過度のトルク操作等。

・キンクしたカテーテルへの使用。

・その他上記事象等が要因となる複合的な原因。

⑥バルブ破損・漏れ。

[局所高周波加熱によるバルブ破損・漏れの可能性がある。]

その他の有害事象

本品の使用により、以下の有害事象が発症する恐れがある。

・尿路感染症

・菌血症

・尿道損傷

・膀胱結石

・血尿(出血)

・発熱

・潰瘍化、穿孔

・カテーテル脇からの尿漏れ

・カテーテル抜去後の尿失禁

・カテーテル周囲の尿道浮腫、潰瘍

・カテーテルの切断に伴う体内遺残
貯蔵方法
備考
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰