パノクエル
2025/07/31
品名 | パノクエル |
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一般的名称 |
承認年月日 | 1:2024/09/30 2:2025/03/21 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | |
製造販売業者 | 石原産業株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 代謝性用薬 |
規制区分 | 指定医薬品, 要指示医薬品 |
有効期間 | |
添付文書 | ダウンロード |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | フザプラジブナトリウム水和物 | (無水物として)14mg/凍結乾燥製剤1バイアル中 |
包装単位 | ・凍結乾燥製剤 5mLのバイアル ・溶解液 5mLのバイアル |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | 犬:膵炎急性期における臨床症状の改善 |
用法用量 | 注射筒を用いて溶解液から3.5mLを正確に取り、凍結乾燥製剤1バイアルに注入し、溶解する。犬の体重1kgあたりフザプラジブナトリウム水和物0.4mg(無水物として)(液量換算0.1mL)を1日1回、3~5日間静脈内投与する。3日間投与で十分な効果が見られない場合には最大5日間投与とする。 |
使用上の注意 | 1.守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。 ・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。 (取扱い上の注意) ・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。 ・本剤は使用時に専用の溶解液で溶解すること。溶解後の溶液は冷蔵(2~8℃)にて保存し、28日以内に使用すること。 ・注射器具は滅菌又は煮沸消毒されたものを使用すること。 ・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れ替えないこと。 ・使用済みの空容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・使用済みの注射針は、針回収用の専用容器に入れること。針回収用の容器の廃棄は、産業廃棄物収集運搬業及び産業廃棄物処分業の許可を有した業者に委託すること。 2.使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・皮膚に薬液が付着した場合は直ちに石けんでよく洗浄し、粘膜に付着した場合は直ちに多量の流水でよく洗い流すこと。 ・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。 (犬に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 「専門的事項」 ①対象動物の使用制限等 ・本剤は妊娠中あるいは授乳中の犬に対する安全性が確認されていないため、これらの犬には使用しないこと。 ・本剤は3か月齢未満の犬又は体重2.0kg未満の犬に対する安全性は確認されていない。 ・膵炎急性期以外の症例に対して本剤投与による安全性及び有効性は確認されていない。 ②重要な基本的注意 ・本剤は必ず専用の溶解液を用いて溶解すること。また、専用の溶解液は本剤の溶解にのみ使用すること。他の注射用剤の溶解には使用しないこと。 ・安全性及び有効性が確認されていないため、対象動物が、次のいずれかに該当すると認められる場合は、投与の可否の判断を慎重に行うこと。 ・画像診断等により、明らかな腸閉塞、異物、腹腔内腫瘤がある犬 ・生命に危険を及ぼすような重篤な疾病(重度の心不全、重度の肝不全、重度の腎不全、重度の感染症、重度の貧血、悪性腫瘍等)を併発している犬 ・生命に危険を及ぼすような重度の血小板減少を伴う出血傾向や多臓器不全を呈するほど膵炎の症状が重篤な犬 ・1週間以内に糖質コルチコイド、非ステロイド性抗炎症薬、免疫抑制剤、抗がん剤の投与、手術又は輸血を受けた犬 ③相互作用 ・本剤は血漿蛋白結合率が高く、蛋白結合率の高い他の薬剤を併用すると血漿中の蛋白との結合において競合し、本剤又は競合する薬剤の血漿中遊離型濃度が変化し、それぞれの薬剤の有効性又は安全性に影響するおそれがあるので、併用する際は十分に注意すること。 |
貯蔵方法 | 溶解前:室温保存 溶解後:冷蔵(2~8℃)にて保管し、28日以内に使用する。 |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |