パラザン

2025/05/16

品名 パラザン
一般的名称
承認年月日 1:1975/04/15 2:1978/09/18 3:2002/07/25 4:2011/09/21 5:2013/03/06
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2001/10/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 松村薬品工業株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 合成抗菌剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 オキソリン酸 50mg/本剤1g中 キノロン系 フルオロキノロン以外のキノロン系 オキソリン酸
包装単位 500g、1kg、3kg、5kg、10kg
使用禁止期間 牛(生後50日を超えるものを除く。):食用に供するためにと殺する前5日間

豚:食用に供するためにと殺する前5日間

鶏(産卵鶏を除く。):食用に供するためにと殺する前5日間
休薬期間
効能効果 オキソリン酸感受性菌による下記疾病

子牛(50日齢以下):大腸菌・サルモネラなどによる細菌性下痢症の治療

豚:パスツレラ・ムルトシダによるパスツレラ性肺炎の予防

子豚(30日齢以下):大腸菌・サルモネラなどによる細菌性下痢症の治療

ブロイラー、鶏幼すう、中すう:サルモネラ・チフィムリウム、サルモネラ・ブロックレイによるパラチフス症の治療、大腸菌症の治療

 
 
 
用法用量 (治療)

子牛(50日齢以下):1日体重1kg当り本剤0.2~0.4g(オキソリン酸として10~20mg)を飼料に混じて3~4日間経口投与する。

子豚(30日齢以下):1日体重1kg当り本剤0.4g(オキソリン酸として20mg)を飼料に混じて3~4日間経口投与する。


鶏:

鶏パラチフス症

本剤を0.5~1%の割合に飼料に混じて、5~7日間投与する。

大腸菌症

本剤を0.55~1%の割合に飼料に混じて、5日間投与する。

(予防)

豚:豚パスツレラ性肺炎

1日量として体重1kg当り本剤0.1~0.4g(オキソリン酸として5~20mg)を飼料に混じて1~2週間投薬、1~2週間休薬を1クールとし、2~3回繰り返し経口投与する。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた適応症の予防・治療にのみ使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。なお、用法・用量に定められた期間以内の投与であっても、それを反復する投与は避けること。

・本剤の使用に当たっては、適応症の予防・治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。

・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(使用者に対する注意)

・本品の取扱い時には、防護メガネ,マスク,手袋,作業着等を着用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・本剤の外観又は、内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。

・開封後は、できるだけ速やかに使い切ること。

・使用期限を過ぎたものは使用しないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光,高温及び多湿を避けること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気をつけること

(使用者に対する注意)

・飼料等に混合する際は、マスク等を着用し、粉じん等を吸い込まないように注意すること。

・誤って本品を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

(牛及び鶏に関する注意)

副作用が認められた場合は速やかに獣医師の診察を受けること。
貯蔵方法
備考 ・承継(H13.10.1)田辺製薬株式会社→松村薬品工業株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ、ドイツ[OIEで無視できるリスクの国]
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰