パラザンFコンク

2025/03/18

品名 パラザンFコンク
一般的名称
承認年月日 1:1992/01/23 2:2011/09/21 3:2013/07/02
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2001/10/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 松村薬品工業株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 合成抗菌剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間
添付文書
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 オキソリン酸 50mg/本剤1g中 キノロン系 フルオロキノロン以外のキノロン系 オキソリン酸
包装単位 1㎏・5㎏・10kg  ポリエチレン内袋・鉄製缶
10㎏・20kg ポリエチレン内袋・クラフト紙袋
使用禁止期間 牛:(生後50日を超えるものを除く)食用に供するためにと殺する前5日間
豚:食用に供するためにと殺する前5日間
鶏(産卵鶏を除く):食用に供するためにと殺する前5日間
休薬期間
効能効果 オキソリン酸感受性菌による下記疾病

 子牛(50日齢以下):大腸菌、サルモネラなどによる細菌性下痢症の治療 

 豚:パスツレラ・ムルトシダによるパスツレラ性肺炎の予防

 子豚(30日齢以下):大腸菌、サルモネラなどによる細菌性下痢症の治療

 ブロイラー、鶏幼すう、中すう:サルモネラ・チフィムリウム、サルモネラ・ブロックレイによる
                   パラチフス症の治療、大腸菌症の治療
用法用量 (治療)

子牛(50日齢以下)
 細菌性下痢症
  1日体重1㎏当たり本剤0.2~0.4g(オキソリン酸として10~20mg)を飼料に混じて3~4日間経口投与する。

子豚(30日齢以下)
 細菌性下痢症
  1日体重1㎏当たり本剤0.4g(オキソリン散として20mg)を飼料に混じて3~4日間経口投与する。


 鶏パラチフス症
  本剤を0.5~1.0%の割合に飼料に混じて、5~7日間経口投与する。
 大腸菌症
  本剤を0.55~1.0%の割合に飼料に混じて、5日間経口投与する。

(予防)


 パスツレラ性肺炎
  1日量として体重1㎏当たり本剤0.1~0.4g(オキソリン酸として5~20mg)を飼料に混じて、
  1~2週間投薬、1~2週間休薬を1クールとし、2~3回繰り返し経口投与する。
使用上の注意 (基本的事項)

1. 守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は効能・効果において定められた適応症の予防・治療にのみに使用すること。

・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。なお用法・用量に定められた期間以内の投与であっても、それを反復する投与は避けること。

・本剤の使用に当たっては適応症の予防・治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。

・本剤は「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(使用者に対する注意)

・本品の取扱い時には、防護メガネ,マスク,手袋,作業着等を着用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。

・開封後はできるだけ速やかに使い切ること。

・使用期限を過ぎたものは使用しないこと。

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・飼料等に混合する際は、マスク等を着用し、粉じん等を吸い込まないように注意すること。

・誤って本品を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

(牛及び鶏に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。
貯蔵方法
備考 ・承継(H13.10.1)田辺製薬株式会社→松村薬品工業株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰