アユ・ビブリオ病不活化ワクチン“日生研”
2025/03/18
品名 | アユ・ビブリオ病不活化ワクチン“日生研” |
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一般的名称 | あゆビブリオ病不活化ワクチン |
承認年月日 | 1:1988/08/15 2:1992/04/04 3:2003/04/02 |
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承認区分 | 医薬品 |
承継年月日 | |
届出年月日 | |
再審査結果通知日 | 1:1995/12/19 |
製造販売業者 | 日生研株式会社 |
選任製造販売業者 | |
製剤区分 | 生物学的製剤 |
規制区分 | 劇薬, 指定医薬品 |
有効期間 | 2年間 |
添付文書 |
主成分 | |||||
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No. | 主成分 | 分量 | |||
1 | ビブリオ・アングイラルムA型PT-479株の液体培養菌液 | 不活化前生菌数10(11)CFU以上 99.7mL |
包装単位 | 100、300、600及び1,000mL容量のバイアルにそれぞれ100、300、500及び1,000mLずつ分注。 |
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使用禁止期間 | |
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休薬期間 | |
効能効果 | あゆのビブリオ・アングイラルムA型によるビブリオ病の予防 |
用法用量 | 本品を飼育水で10倍、又は100倍に希釈したものを使用ワクチン液とする。10倍希釈使用ワクチンを用いる場合は1,000mL当たり総体重500g以下のあゆを通気しながら2分間浸漬する。100倍希釈使用ワクチン液を用いる場合は1,000mLあたり総体重200g以下のあゆを通気しながら10分間浸水する。 なお、10倍希釈使用ワクチン液は10回まで反復して使用することができる。 |
使用上の注意 | 【一般的注意】 (1)本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 (2)本剤は効能・効果において定められた適応症の予防にのみ使用すること。 (3)本剤は10倍希釈・2分間浸漬法による場合は3g以上、100倍希釈・10分間浸漬法による場合は0.6g以上のアユに使用すること。 (4)本剤は獣医師又は魚類防疫士の指導の下で適切に使用すること。 【使用者に対する注意】 (1)作業時にはメガネ、マスク等を着用し、本剤が眼、鼻、口等に入らないように注意すること。 (2)誤って人の眼、鼻、口に入った場合は、直ちに水洗したのちに必要があれば本使用説明書を持参し医師の診察を受けること。 本剤の成分の特徴 __________________________________________ 抗 原 アジュバント _________________________ _______________ ビブリオ・ 人獣共通感染症 不活化菌 無 アングイラルム に該当しない __________________________________________ 本剤に関するお問い合わせは、下記までお願い致します。 日生研株式会社 製品係 〒198-0024 東京都青梅市新町9丁目2221番地の1 TEL 0428-33-1009、 FAX 0428-31-6696 【対象動物に対する注意】 1.制限事項 (1)本剤の投与前には対象魚の健康状態について検査し、異常が認められる場合には投与しないこと。 (2)対象魚が次のいずれかに該当すると認められ、緊急予防の必要がある場合は、投与適否の判断を慎重に行うこと。 ・異常遊泳など臨床上異常が認められるもの。 ・疾病の治療を継続中又は治療後間がないもの。 ・明らかな栄養障害が認められるもの。 (3)導入又は移動後間がないものでは、そのストレスに起因する異常が認められる場合があるので、極力本剤の投与を避けること。 (4)給餌後すぐに投与すると、浸漬中に餌を吐き出してワクチン液を汚すので、投与の24時間以上前に餌止めすること。 (5)水温が低いと免疫獲得能に影響を与える場合があるので、水温13℃以上で使用すること。 (6)本剤の投与後、少なくとも1週間程度は安静につとめ、移動や選別などはできる限り避けること。 2.副反応 副反応が認められた場合は、速やかに獣医師又は魚類防疫士の指導を受けるように指導するとともに、副反応に対して適切な処置を行うこと。 3.相互作用 本剤に他の薬剤を加えて使用しないこと。 4.適用上の注意 (1)浸漬操作に用いる器材はよく水洗した清浄なものを使用すること。 (2)浸漬用ワクチン液の調製にあたっては、本剤をよく振盪して均一な状態にした後、計量器を用いて正確に計量し、用法及び用量に従って希釈を行うこと。 (3)浸漬用ワクチン液の量は魚を十分浸漬できるように余裕を持って調製すること。 (4)浸漬投与にあたっては、ワクチン液を均一になるようによく混ぜ、浸漬時の酸欠を予防するためエアレーションあるいは酸素ガスの通気を十分に行うこと。 (5)由来や導入年月日等の異なる魚群に本剤を使用する場合は、各魚群ごとに個別の浸漬用ワクチン液を調製すること。 (6)浸漬投与前後の網による取扱いは魚にストレスを与えるため、必要最小限にとどめること。 (7)水槽で浸漬投与を行った後に水温の異なる飼育水に魚を移動する場合は、水槽内に飼育水を注入する等の処置を行い、水温差をできるだけ小さくすること。 【取扱い上の注意】 (1)よく振り混ぜてから使用すること。 (2)ワクチン瓶は破損するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 (3)使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 (4)外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 (5)開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので、注意すること。 (6)開封したワクチンは速やかに使用すること。使い残りのワクチンは使用しないこと。 (7)使い残りのワクチン、使用済みの浸漬用ワクチン液及びワクチン瓶は適切に処分すること。 【保管上の注意】 (1)小児の手の届かない所に保管すること。 (2)直射日光、加温又は凍結は本剤の品質に影響を与えるので避けること。 |
貯蔵方法 | 2~5℃ |
備考 |
反芻動物由来物質有無 | 由来物質無し |
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反芻動物由来物質原産国名 |
副作用情報 | |||||
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No. | 報告年月日 | 動物種 | 品種 | 性 | 転帰 |