品名	ピシバック　ＶＡ　アユ
一般的名称	あゆビブリオ病不活化ワクチン

承認年月日	1：1988/08/15 2：1992/04/04 3：2003/04/03
承認区分	医薬品
承継年月日
届出年月日
再審査結果通知日	1：1995/12/19
製造販売業者	共立製薬株式会社
選任製造販売業者
製剤区分	生物学的製剤
規制区分	劇薬, 指定医薬品
有効期間	２年間
添付文書

主成分
No.	主成分	分量
1	ビブリオ・アングイラルムＡ型　ＰＴ－４７９株の液体培養菌液（不活化前生菌数　5×10(11)個以上	498.5mL／１バイアル（500mL）中

包装単位	１セット　　１バイアル　　５００mL

使用禁止期間
休薬期間
効能効果	あゆのビブリオ・アングイラルムＡ型菌によるビブリオ病の予防
用法用量	１．１０倍希釈・２分間浸漬法（体重３ｇ以上のアユに対して使用して下さい。） 　　ワクチンを飼育水で１０倍に希釈したものを使用ワクチン液とします。 　　使用ワクチン液1,000mLあたり総体重500g以下のｱﾕを通気しながら2分間浸漬して下さい｡ 　　なお、使用ワクチン液は１０回まで反復して使用することができます。 ２．100倍希釈・10分間浸漬法（体重0.6g以上のアユに対して使用して下さい。） 　　ワクチンを飼育水で100倍に希釈したものをしようワクチン液とします。 　　使用ワクチン液1,000mLあたり総体重200g以下のアユを通気しながら１０分間浸漬して 　　下さい。 　　なお、使用ワクチン液は１回のみ使用することができます。
使用上の注意	【一般的注意】 （１）本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 （２）本剤は効能・効果において定められた適応症の予防にのみ使用すること。 （３）本剤はあゆ以外には使用しないこと。 （４）本剤は１０倍希釈使用ワクチンでは3g以上、100倍希釈使用ワクチンでは0.6g以上のあゆに使用すること。 （５）本剤は水温13℃未満で使用しないこと。 （６）本剤の使用に当たっては、指導機関（家畜保健衛生所、魚病指導センター、水産試験場等）の直接の指導を受けて使用すること。 【使用者に対する注意】 （１）作業時に誤って人の眼、鼻、口に入った場合は、直ちに水道水等で洗い流し、必要であれば本使用説明書を持参し、医師の診察を受けること。 （２）事故防止のため、作業時には眼鏡、ゴーグル等を着用すること。 　　　　　　　　　　　　　　　「本ワクチンの成分の特徴」　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 　　　　　　　　　　　　　　　　抗　　原　　　　　　　　アジュバント　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 微生物名　　　　　　　　人獣共通感　　　　微生物の　　　　有無　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　染症の当否　　　　生・死　　　　　　　　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ビブリオ・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 アングイラルムA型菌　　　　否　　　　　　死菌　　　　　　　無　　　　　　　 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ （本ワクチン株は人に対する病原性はない。） 本ワクチンに関するお問い合わせは下記までお願い致します。 共立製薬株式会社　つくば中央研究所 〒300-1252　茨城県つくば市高見原2丁目9番地22 TEL：029-872-3361　FAX：029-874-1619 【対象動物に対する注意】 １　制限事項 （１）本剤の投与前に魚の状態をよく観察し、異常を認めた場合は投与しないこと。 （２）対象魚が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態を考慮し、投与適否の判断を慎重に行うこと。 ・急激な水温変化の直前直後、あるいは変化が予想される場合 ・疾病の治療を継続中、又は治療後4日以上経過していない場合 ・明らかな栄養障害がある場合 （３）重篤な疾病に罹患していることが明らかな群には投与しないこと。 （４）導入、移動、選別等の作業を行った群では翌日にそのストレスに起因する異常が認められるおそれがあるので、作業翌日は極力本剤の投与を避けること。 （５）本剤の投与後、少なくとも4日間は安静に努め、移動や選別等の取扱いは避けること。 ２　相互作用 （１）本剤には他の薬剤を加えて使用しないこと。 （２）本剤投与前後に免疫能を低下させるような薬剤等を投与しないこと。 ３　適用上の注意 （１）投与する24時間以上前から餌止めを行うこと。 （２）低水温ではあゆの免疫獲得能が低下するおそれがあるので、水温13℃以上で投与すること。 【取扱い上の注意】 （１）本剤は菌体成分が沈殿している場合があるので、使用前に良く振盪し均一な状態にしてから使用すること。 （２）使用期限が過ぎたものは使用しないこと。 （３）外観又は内容に異常を認めたものは使用しないこと。 （４）開封時にアルミキャップの切断面で手指を切るおそれがあるので注意すること。 （５）一度開封したワクチンは速やかに使用し、使い残りのワクチンは雑菌の混入、効力低下等のおそれがあるので再使用しないこと。 （６）ワクチン瓶が破裂するおそれがあるので、強い衝撃を与えないこと。 （７）使い残りのワクチン及び使用済みのワクチン瓶は、専門業者に委託する等、適切に処分すること。 【保管上の注意】 （１）小児の手の届かないところに保管すること。 （２）直射日光、加温又は凍結は、本剤の品質に影響を与えるので避けること。 （３）本剤は、冷暗所において保管すること。
貯蔵方法	２～１０℃
備考

反芻動物由来物質有無	由来物質無し
反芻動物由来物質原産国名

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