パーレシン粒

2025/03/28

品名 パーレシン粒
一般的名称
承認年月日 1:1981/04/16 2:1988/09/29 3:1992/05/15 4:2002/03/08 5:2004/08/09
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2013/12/01 2:2014/04/01 3:2017/09/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 MSDアニマルヘルス株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 3年間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量 抗菌剤の系統大分類 抗菌剤の系統中分類 抗菌剤の系統小分類
1 アンピシリン 10g(力価)/本品100g中 ペニシリン系 ペニシリン系 アンピシリン
包装単位 4g、10g、50g、1kg、5kg、10kg
使用禁止期間 牛(生後6月を超えるものを除く):食用に供するためにと殺する前5日間

豚:食用に供するためにと殺する前5日間

鶏:食用に供するためにと殺する前2日間
休薬期間
効能効果 【有効菌種】

 ブドウ球菌、クロストリジウム、大腸菌、サルモネラ 

【適応症】

 牛:細菌性下痢症

 豚:細菌性下痢症 

 鶏:ブドウ球菌症、壊死性腸炎、大腸菌症
用法用量 1日1回、体重1kg当たり、アンピシリンとして下記の量を強制的に経口投与するか、又は飲水に溶かして、若しくは飼料に均一に混じて経口投与する。

牛(生後6ヶ月を超えるものを除く):4~12mg(力価)

豚:4~12mg(力価)

鶏:5~20mg(力価)

ただし、重症例には上記量の1日2回又は上記量の倍量まで増量する。
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・本剤を人工乳、飲水等に溶解後、すぐに投与すること。

・変色が認められた場合には使用しないこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・本剤が目や皮膚に付着した場合や作業後には水で洗い流すこと。

・作業時には、防護メガネ、マスク、手袋等の防護具を着用し、眼、鼻、口等に入らないよう注意すること。

(対象動物に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(専門的事項)

対象動物の使用制限等

・アンピシリンはペニシリナーゼ産生菌には通常奏効しないので、この場合は他の薬剤を使用すること。

・本剤は、まれにショック症状やアレルギー症状を起こすことがあるので、投与前に使用経歴や反応の有無を調べ、陽性動物には投与しないこと。
貯蔵方法
備考 ・承継(H9/6/10)藤沢薬品工業株式会社→セラケム株式会社

・承継(H25/12/1)セラケム株式会社→住化エンビロサイエンス株式会社

・承継(H26/4/1)住化エンビロサイエンス株式会社→住化ライフテク株式会社

平成26年4月1日付けで住化ライフテク株式会社が住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社に社名変更

・承継(H29/9/1)住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社→株式会社インターベット

・社名変更(H31.4.1)株式会社インターベットおよび株式会社インターベット中央研究所→MSDアニマルヘルス株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰