パーレシン散

2023/10/11

品名 パーレシン散
一般的名称
承認年月日 1:1981/04/16 2:1988/09/29 3:1992/05/15 4:2002/03/08 5:2004/08/09
承認区分 医薬品
承継年月日 1:2013/12/01 2:2014/04/01 3:2017/09/01
届出年月日
再審査結果通知日
製造販売業者 MSDアニマルヘルス株式会社
選任製造販売業者
製剤区分 抗生物質製剤
規制区分 指定医薬品, 要指示医薬品, 使用基準が定められた医薬品
有効期間 3年間
添付文書 ダウンロード
主成分
No. 主成分 分量
1 アンピシリン 10g(力価)/100g
包装単位 貼合せアルミニウム箔又はポリエチレンフィルムの袋(4g、10g、50g、1kg、5kg、10kg:分包品も製する。)
使用禁止期間   牛(生後6月を超えるものを除く):食用に供するためにと殺する前5日間
          豚           :食用に供するためにと殺する前5日間
          鶏           :食用に供するためにと殺する前2日間
休薬期間
効能効果 【有効菌種】

 ブドウ球菌、クロストリジウム、大腸菌、サルモネラ 

【適応症】

 牛:細菌性下痢症

 豚:細菌性下痢症 

 鶏:ブドウ球菌症、壊死性腸炎、大腸菌症
用法用量 1日1回、体重1kg当たり、アンピシリンとして下記の量を強制的に経口投与するか、又
は飲水に溶かして、若しくは飼料に均一に混じて経口投与する。

  牛(生後6ヶ月を超えるものを除く) : 4~12mg(力価)

  豚                     : 4~12mg(力価)

  鶏                     : 5~20mg(力価)

 ただし、重症例には上記量の1日2回又は上記量の倍量まで増量する。

 
使用上の注意 (基本的事項)

1.守らなければならないこと

(一般的注意)

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。

・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。

・本剤は、定められた用法・用量を厳守すること。

・本剤の使用に当たっては、治療上必要な最小限の期間の投与に止めることとし、週余にわたる連続投与は行わないこと。

・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。

(取扱い及び廃棄のための注意)

・小児の手の届かないところに保管すること。

・本剤の保管は直射日光、高温及び多湿を避けること。

・使用期限が過ぎたものは使用しないこと。

・誤用を避け、品質を保持するため、他の容器に入れかえないこと。

・本剤を溶解して投与する場合は人工乳、飲水等に溶解後、すぐに投与すること。

・変色が認められた場合には使用しないこと。

・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

2.使用に際して気を付けること

(使用者に対する注意)

・誤って本剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。

・本剤が目や皮膚に付着した場合には、水で速やかに洗い流すこと。

・作業後は顔や手を水で洗うこと。

・作業時には、防護メガネ、マスク、手袋等の防護具を着用し、眼、鼻、口等に入らないよう注意すること。

(対象動物に関する注意)

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

(専門的事項)

①対象動物の使用制限等

・本剤は、まれにショック症状やアレルギー症状を起こすことがあるので、投与前に使用経歴や反応の有無を調べ、陽性動物には投与しないこと。

②重要な基本的注意

・アンピシリンはペニシリナーゼ産生菌には通常奏効しないので、この場合は他の薬剤を使用すること。
貯蔵方法 気密容器
備考 ・承継(H9/3/15)藤沢薬品工業株式会社→セラケム株式会社

・承継(H25/12/1)セラケム株式会社→住化エンビロサイエンス株式会社

・承継(H26/4/1)住化エンビロサイエンス株式会社→住化ライフテク株式会社

・承継(H29/9/1)住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社→株式会社インターベット

・社名変更(H31.4.1)株式会社インターベットおよび株式会社インターベット中央研究所→MSDアニマルヘルス株式会社
反芻動物由来物質有無 由来物質有り
反芻動物由来物質原産国名 オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツ
副作用情報
No. 報告年月日 動物種 品種 転帰